この記事では「負け惜しみ」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「bad loser」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLilygirlを呼んです。一緒に「負け惜しみ」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/Lillygirl

中学時代に苦手だった英語を克服した、現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに英語の解説に励む。

「負け惜しみ」の意味と使い方は?

それでは、「負け惜しみ」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「負け惜しみ」の意味

「負け惜しみ」には、次のような意味があります。

1.自分の負けや失敗を素直に認めないで強情をはること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「負け惜しみ」

「負け惜しみ」の使い方・例文

次に「負け惜しみ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.負け惜しみを言うなよ。
2.もっともらしい言い訳をしたが、私には負け惜しみにしか聞こえなかった。
3.負け惜しみのように聞こえるかもしれないが、僕はただゲームを楽しみたかっただけだ。

\次のページで「「負け惜しみ」の英語での表現は?」を解説!/

「負け惜しみ」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「負け惜しみ」の英語表現

「負け惜しみ」の英語表現はいくつかありますが、代表的な表現は「bad loser」です。

これはおもに名詞で用いられる表現と言えるかもしれません。「負けても文句を言う人」という意味です。文脈によっては「負けず嫌い」と訳されることもあります。

それでは例文で確認してみましょう。

1.He is a bad loser. Did you hear that? "I wasn't in good condition today".
負け惜しみを言うやつだ。聞いたか?「今日は本調子じゃない」だって。

2.It's better not to say anything now. They'll say "You are a bad loser".
今は何も言わないほうがいい。彼らは「負け惜しみだ」と言うだけさ。

3.I'm going to do this even though people said that I'm a bad loser. 
僕は周りから負け惜しみだと言われようと、これをするよ。

「bad loser」と似たような英語表現・フレーズは?

最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。

似た表現その1「sour grapes」

言い回しは異なりますが、下記でも「bad loser」と同じような意味を表現することができます。

それは、「sour grapes」です。直訳すると「すっぱいぶどう」。これはイソップ物語の「キツネとブドウ」という話からとられた表現です。キツネがブドウを取ろうとしたが届かずに、「あのブドウはきっとすっぱいんだ」と負け惜しみを言ったのだそう。

例文で考えましょう。

\次のページで「「負け惜しみ」を英語で言ってみよう」を解説!/

1.Don't say a sour grapes complain. 
負け惜しみのような不平を言うな。

2.They'll say "He is a sour grapes". But I'm just in my belief.
彼らは「負け惜しみなやつだ」というだろう。だがわたしはただ自分の信念を貫いているだけだ。

3.  Do you really think so? It just sounds like sour grapes.  - No, this is not a sour grapes. It's true.
本当にそう思ってるのか?負け惜しみにしか聞こえないけど。ー負け惜しみなんかじゃない。本当だよ。

「負け惜しみ」を英語で言ってみよう

この記事では「負け惜しみ」の意味・使い方・英訳を説明しました。

昔の物語からの表現が今でも残っているというのは興味深いですね。「負け惜しみ」の英語表現をマスターして、会話の幅を広げてみましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「負け惜しみ」は英語でどう表現する?英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「負け惜しみ」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「bad loser」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLilygirlを呼んです。一緒に「負け惜しみ」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/Lillygirl

中学時代に苦手だった英語を克服した、現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに英語の解説に励む。

「負け惜しみ」の意味と使い方は?

それでは、「負け惜しみ」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「負け惜しみ」の意味

「負け惜しみ」には、次のような意味があります。

1.自分の負けや失敗を素直に認めないで強情をはること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「負け惜しみ」

「負け惜しみ」の使い方・例文

次に「負け惜しみ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.負け惜しみを言うなよ。
2.もっともらしい言い訳をしたが、私には負け惜しみにしか聞こえなかった。
3.負け惜しみのように聞こえるかもしれないが、僕はただゲームを楽しみたかっただけだ。

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