地学岩石・鉱物理科

5分でわかる「堆積岩」地球の歴史を含んだ岩石を理系ライターがわかりやすく解説

その2:海底扇状地などを作る「ダービダイト」

次はダービダイトになります。大陸棚の縁に厚く堆積した陸源堆積物が自重あるいは地震などで崩壊し、大陸斜面を流れ下る海底地すべりとなって深海底へ運ばれ、海底扇状地などを作る堆積物です。下部の粗粒砂岩から上部の泥岩にいたる級化成層がよく発達する一連の特徴的な堆積構造を持ちます。海底地すべりは一般に繰り返し発生するので、厚い地層となることが多いようです。北海道太平洋沿岸では、津波堆積物の調査により、過去7000年の間に巨大津波が400~500年間隔で起こることがわかっています。上記の画像は、ダービタイト層の画像です。

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その3:古い津波の様子がわかる「津波堆積物」

次は津波堆積物です。巨大な津波は内陸低地を数km以上遡上し、押し波・引き波による独特の堆積構造や海底・海岸の礫や海生生物の遺骸を内陸に運び込んで残します。地震は一般に繰り返し起こるので、このような津波堆積物を調べることにより古文書などに記録のない古い津波の様子がわかるのです。

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その4:氷河堆積物が固結した「氷礫岩」

最後は氷礫岩になります。氷河の浸食・運搬作用によって形成された、大小の角礫・亜角礫と細粒な粘土質堆積物が不規則に混在する氷河堆積物が固結したものです。水や風による堆積物とは違い、淘汰が悪く成層していないのが特徴になります。地質時代における氷河・氷床の分布や古環境を推定するのに役立つのです。

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色々なものが堆積岩になることがわかったと思う。色々なものが堆積岩になるのだから、それぞれの堆積岩ができた場所にはそのそれぞれのものがあったということだ。

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いずれは岩石になる

いずれは岩石になる

image by Study-Z編集部

この記事で紹介しましたように、砂や泥はもとより生物の遺骸や海水が蒸発した後の残留物など、いろいろなものが岩石になります。そのため、岩石を調べれば多くのことが分かるのです。地学に興味がない人にとってはただの石に過ぎないものでも、しっかり調べれば地球の歴史の情報を含んでいます。ただの石ころと侮ってはいけません。

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tohru123