国語言葉の意味

頭から最後(尾)まで一緒!「徹頭徹尾」の意味や類義語などを院卒日本語教師がわかりやすく解説

最近は自分の考えを最後まで貫けない学生が多い印象です。生徒たちを見ていても、少しでも他人と意見が合わないと分かると、コロコロと意見を変えてしまいます。私自身は徹頭徹尾、自分が正しいと思ったことは意見を曲げない人間です。

今出てきた「徹頭徹尾」という言葉、意味は「初めから終わりまで同じ考えや方針を貫く様子」を表します。今日は「徹頭徹尾」を、院卒日本語教師の筆者が解説していきます。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で2年間働き、日本で大学院修士課程修了の日本語教師。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。

「徹頭徹尾」の意味や語源は?

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「徹頭徹尾(てっとうてつび)」という言葉、たまに見聞きしたりすることがある言葉ですよね。正確な意味は分かりますか?正しく使用できますか?ますは、その「徹頭徹尾」の意味と語源を確認していきましょう。

「徹頭徹尾」の意味は「初めから終わりまで同じ考えや方針を貫く様子」

最初に、「徹頭徹尾」の辞書での意味を確認していきましょう。「徹頭徹尾」は次のような意味が国語辞典に掲載されています。

はじめから終わりまで同じ考えや方針をつらぬくさま。あくまでも。終始。
「―反対する」

出典:明鏡国語辞典 第二版(大修館書店)「てっとう-てつび【徹頭徹尾】」

「徹頭徹尾(てっとうてつび)」は、「初めから終わりまで同じ考えや方針を貫く様子」という意味の慣用句です。「頭」は「初め」、「尾」は「最後」、「徹」は「通す」「貫き通す」という意味を表します。つまり、「最初から最後まで一貫して」というニュアンスを表すといえますね。

「徹」は「撤」と間違えやすいので注意が必要です。「徹頭徹尾」の「てつ」は「ぎょうにんべん」、「徹夜」や「徹底」の「徹」と同じですよ!

\次のページで「「徹頭徹尾」の語源は中国の書物にあった!」を解説!/

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