「猫を被る」の英語表現
「猫を被る」についての直接の英語表現はありません。それで最も近い表現を考えてみましょう。
その一つは「put on airs」です。これは「かっこつける」というようなニュアンスの表現。
「もったいぶる」とか「きどる」と言う意味も表すことができます。
ちょっとよそ行きの雰囲気を醸し出しているときはこの表現を使えるかもしれません。
例文で確認しましょう。
1.Don’t put on airs. You are different from who you are.
猫かぶるのやめたら。いつものあなたじゃないわ。
2.He puts on airs for the first time.
彼は、最初は猫を被る。
3.She doesn’t put on airs whoever she meets.
彼女は誰とあっても猫をかぶらない。
「猫を被る」の別の英語表現・フレーズは?
最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。
似た表現その1「a wolf in sheep’s clothing」
こんどは、「猫を被る」とは少しニュアンスが違いますが、「ふだんと違う」という意味を表せる英語表現を考えましょう。
それは、「a wolf in sheep’s clothing」です。直訳すると、「羊の皮をかぶったおおかみ」という意味。「猫を被る」という表現よりもちょっとオーバーでストレートな表現なので、「偽善者」というニュアンスで用いられます。
いい顔をしながら実は自己中だったなどの、あまり良くない変化に用いられるようです。
例文で考えましょう。
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