最初の例文は、よいイメージを持っていた企業だったのに社員の待遇に問題があるとわかり、非常に不快に思ったという意味です。2番目は電子書籍に対して悪いイメージを持っているという意味ですよ。電子書籍と紙の書籍はどちらもメリットとデメリットがありますが、この場合はどうも食わず嫌いのようですね。
「反吐(へど)が出る」など:不快な気持ちになる
「反吐」は一度飲みくだしたものを吐きもどした汚物や、吐きもどすこと。「反吐が出る」は比喩的に「非常に不快な気持ちになる」「嫌悪を感じる」を表現した言葉です。反吐が出る前には吐き気がすることがありますね。吐き気は、胃の内容物を吐きそうになる感じのことですが、転じて非常に不快な気持ちという意味もあります。「吐き気がする」「吐き気を催す」も虫酸が走るの類義語ですよ。
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「蛇蝎(だかつ)のごとく嫌う」:ひどく忌み嫌う
「蛇蝎」の「蛇」はヘビ、「蝎」はサソリのこと。ヘビとサソリは人が非常に忌み嫌うもののたとえです。「蛇蝎のごとく嫌う」は「蛇やサソリを嫌うように、ひどく忌み嫌う」という意味ですよ。
「鼻持ちならない」:がまんできないほどいや
「鼻持ち」は単独ではあまり使いませんが「くさいにおいをがまんする」という意味があります。「鼻持ちならない」という形で使うことが多く、その意味は「行動や言動ががまんできないほどいやだ」ということです。
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「虫酸が走る」の反対語
「虫酸が走る」と反対の意味あいの言葉には、どのような言葉があるのでしょうか。
「好感が持てる」など:好ましいと思える
「好感」とは「好ましいと思う気持ち」「よいと思う感情」のこと。「好感が持てる」は「好ましいと思える」「よいと思える」ことですね。「好感を抱く」「好感度が高い」も同じ意味合いです。異性から好意を持ってもらうためには、「好感度アップ」のテクニックを磨く必要があるというわけですね。
「好印象」:好ましい印象
「好印象」は「好ましい印象を持つこと」「好ましい印象を与えることができる様子」という意味です。相手が、あなたに「好印象を与える」ような振る舞いをすれば、あなたは相手に「好印象を持つ」でしょう。
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