
「be willing to overlook」
「be willing to overlook」は、「不問に付す」の英語訳としてもよく知られた存在です。このフレーズを直訳すると「大目に見ようとする」になります。
「overlook」は、本来「見落とす」という意味の動詞です。それをあえて行うことで「不問に付す」へとつながっていきます。
「pass over」
「pass over」もまた、「不問に付す」の英語訳だといっても差し支えのないものです。こちらのフレーズには、「見て見ぬふりをする」「通り過ぎる」という意味があります。
そばで何かトラブルがあっても、それを気にせずに通過するというイメージですね。
「不問に付す」を使いこなそう
この記事では「不問に付す」の意味・使い方・類語などを説明しました。この慣用句には、特別に問題としないという意味がありましたね。
失敗やトラブルが不問に付される場合は意外と少なくないものです。その理由は、それ以外のメリットが多かったり採算に合わなかったりなどさまざまなのでしょう。
しかし、不問に付されたからといって喜んでばかりもいられません。今回はたまたまだっただけで、次回も同じような措置になるとはかぎらないからです。
さて、今回の解説はいかがだったでしょうか。みなさんも、この慣用句を使う機会に恵まれたら、臆せずにどんどん使ってみてくださいね。