
端的に言えば「話が合う」の意味は「考え方が似ていること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
教材系のライターを10年経験した梨子なしこ太朗吉を呼んです。一緒に「話が合う」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/梨子なしこ太朗吉
本や雑誌を作り続ける文章職人。参考書から音楽誌まで、娯楽と言葉と実用をむすびつけることを自らも楽しみつつ、分かりやすく伝える。
「話が合う」の意味は?
「話が合う」には、次のような意味があります。
趣味や好みなどが一致して、楽しい話ができる。
出典:goo辞書
趣味が合えば、話の内容は広がります。話が広がれば会話はとまらなくなり、時間を忘れて話し込んだり。楽しい話が尽きることなく続くことになりますね。
学校時代にはそんなことも多くありますが、社会人でもときどきはそういうことがあります。話が合うひととき。そして酒や食べ物やお茶がおともをして。至福ですね。
「話が合う」の語源は?
次に「話が合う」の語源を確認しておきましょう。
ここでの「話」は、会話を指しますが、話自体であると同時に、話をしている人たちの考え方や感覚、好みといったものを示してもいます。
「合う」は、合致することで、ここでは「同じものである」ということ。
「話が合う」で、「会話をしていると考え方や趣味、好みが近いので、お互いに気持ちが重なり合う」ということになります。
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