国語言葉の意味

【慣用句】「是が非でも」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校講師が解説!

子どもの運動会には万難を排して出席するんだと意気込んでいる昔の同級生を見て、笑うと同時にオトナになったものだと感心してしまった。

「是が非でも」の対義語は?

「是が非でも」の対義語は「出来るだけ」「なるべく」などの表現が考えられます。

「出来るだけ」「なるべく」

「出来るだけ」「なるべく」は、「可能な範囲での実現可能を目指す」控え目な要求表現です。「是が非でも」が強い願望を表していたのに比べると、かなり弱めのニュアンスになるでしょう。

「出来るだけ~したい」「なるべく~だったらいいな」とは、みなさんも日常で使う表現かもしれませんね。そういった場合の、自分の中でも結論が完全に出ていなかったり、目標を目指す気持ちが強く持てない状態は想像できると思います。

細かいニュアンスに違いを理解すると、より適切に自分の意志を伝えられるでしょう。こうした言葉もしっかり押さえてくださいね。

・出来るだけ相手の立場に立って考えなさいと親は言うが、私の気持ちは考えてくれているのだろうかと思ってしまう。

・なるべく曖昧なことは言わないようにしたいと思っているのだが、はっきり述べないことも、僕なりの気の遣い方なのだ。

「是が非でも」の英訳は?

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「是が非でも」の英語訳は「at all cost」などがいいでしょう。

「at all cost」

「at all cost」は、直訳すれば「どんな犠牲を払ってでも」。転じて「是が非でも」の意味で使うことができるフレーズです。口語的に使われることも多く、英文読解でも目にする可能性があるでしょう。

「cost」というと実際のお金や値段を想像しがちですが、このように目の見えない「犠牲・労力」を比喩的に言うことも出来ます。幅広い意味で使われる頻出単語ですので、英語辞書なども確認しておきましょう。

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