国語言葉の意味

【慣用句】「是が非でも」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校講師が解説!

「是が非でも」の使い方・例文

「是が非でも」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

・怪我から復帰したばかりの生徒を試合に出すか渋っていた先生だったが、是が非でもという本気の態度に感化されて出場を許した。

・ずっと準備を頑張ってきた仕事なので、今日だけは是が非でも結果を出そうと誰にも負けないつもりでプレゼンに挑んだ。

・もう引退していた人気スポーツ選手が、全国のファンからの是が非でもというお願いを受けて、公式大会に最後の参加を決めた。

何が何でも、どうしても」という強い意志や気持ちが伝わりますでしょうか。「是が非でも」の後ろには「~したい、~であってほしい」という強い願望を伴うことがほとんどです。読解問題で出た場合は、人物の強い気持ちが読みとれるポイントにもなるでしょう。

「ぜひ~」は、現代ではお願いするときの定型文のようにも用いられる言葉ですが、本来は語源の項で述べたように「善悪すら関係なく」と強い強調の意味を持っています。あまり軽々しく使っていると、本気の気持ちが伝わらなくなってしまうかもしれません。

みなさんも自分だったらどんなときに「是が非でも」や「是非」という言葉を使うか、想像してみてくださいね。

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「是が非でも」を短くした「ぜひ」。大人になると日常的によく耳にする言葉だが、本来の意味を知って、本当にここぞというときに使いたいものだな。

「是が非でも」の類義語は?違いは?

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「是が非でも」の類義語は「万難を排して(ばんなんをはいして)」などが考えられます。

「万難を排して」

「万難を排して」は、「必ず、何があっても」という意味の慣用表現です。「万難」はその字の通り「多くの困難、様々な障害」のこと。そのすべてを排除してでも、というのですから、かなり強い意志が感じられるでしょう。

「是が非でも」は「善悪」でしたが、それと比べてどちらが強く感じられるでしょうか。想像してみましょう。

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