ライター/R175
関西のとある国立大の理系出身。
1.ドルトンの法則とは
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混合気体の分圧の合計が全体の圧力になるという法則。例えば、
1気圧とは?
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地球表面上には大気があり、普段は気にしませんが大気から約1.0×10^5Pa(正確には10133Pa)という圧力を受けていて、これは1m四方に10tの力がかかっている場合の圧力あるいは1wp_四方に1kgの力をかけた程度の圧力に相当します。
1気圧という呼び方は、
2.気体分子と圧力
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まず、
衝突のエネルギーを大きくするには2通り考えられますね。1つは気体分子の運動速度を速くする、つまり気体の温度を高くすること。もう一つは(体積を保ったまま)気体分子そのものを増やすことです。前者はぶつかってくる気体分子の数は同じですが、1つ1つが勢いよくぶつかってくるため衝突エネルギーのトータルは大きくなり。後者の場合、1つ1つの気体分子からの衝突は同じですが、衝突する分子が多くなるため衝突エネルギーが大きくなります。
気体の種類と圧力
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理想気体では気体分子の衝突エネルギーに気体の種類は関係ありません。どの気体分子であれ、気体分子の密度(一定体積内での個数)や温度(運動エネルギー)
なぜならガスの種類によらずランダムに拡散していくから。気体分子それぞれの性質は無視しています。水素であれ酸素であれ窒素であれ、みな「気体分子」という同じくくりで考えるのです。また気体分子同士の化学反応も無視しています。ここではランダムというところがキーワード。ぶつかってくるかどうかは単純に確率の問題であるため、
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