理科生物生物の分類・進化

3分で簡単「双子葉類」「単子葉類」理系ライターがわかりやすく説明

ずっと日本に住んでいて、日本の四季は美しいと思う。サクラの春、夏のヒマワリ、秋の紅葉、冬の寒さに負けない常緑樹。日本の四季のイメージには、植物が関わることもしばしばであると思う。花壇だけじゃなく、道端や街路樹などたくさんの植物をみかけることが多いでしょう。そんな様々な植物の葉の形、葉脈の形、ぱっと見ではわからない根や維管束の形をじっくり観察したことはあるか?一口に植物と言っても実に多様で、それをわかりやすく、葉脈、根、維管束の形などで分類している。大きく二つに分けて「双子葉類」と「単子葉類」が存在する。
これらのことを詳しく、ライターのmimosa(ミモザ)と一緒に解説していきます。

ライター/mimosa

幼いころから地方の自然豊かな環境で育ってきたので、自然が大好き。もともと文系出身で、独学で生物学、分子生物学、微生物学を勉強し、現在医学系研究所の研究アシスタントとして理系の世界へ飛び込んだ。理科が苦手な方へも興味を持ってもらうべくわかりやすい説明を心掛けている。

植物の分類

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ここで言う植物は、陸上植物のことを指します。陸上植物には、大きく分けてコケ植物シダ植物種子植物の3種類がありますが、その中の種子植物について説明していきますね。

種子植物は、文字通り種子(たね)をつくる植物ですが、さらに種子植物の中で、胚珠(種子の前段階)が子房(果実の前段階)に覆われているかいないかで2種類に分かれます。胚珠が子房に覆われているものが被子植物胚珠がむき出しなのが裸子植物です。胚珠と子房の関係以外で異なる点があるので、そのことについて詳しく見ていきましょう。

被子植物とは

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上記でも説明しましたが、被子植物は胚珠が子房に覆われているものです。胚珠や子房はやがて成長し、種子と果実になります。例えば、果実といえば、リンゴや、ぶどう、モモなどが思い浮かぶでしょうか。トウモロコシやイネも種子が果実に覆われています。

しかしながら、被子植物の中でもリンゴ、ブドウ、モモは同じ仲間、トウモロコシとイネは別の仲間です。同じように種子が果実に覆われているのにどこで仲間分けをするのかというと、子葉(赤ちゃんの葉っぱ)、維管束、根の形で仲間分けをしています。被子植物をこれらの点でさらに分けると双子葉類単子葉類の2種類になりますよ。

植物の構造

ここからは植物の構造について説明していきます。

子葉・本葉について

子葉は、芽が出て最初に生える葉っぱを指します。単子葉類は1枚、双子葉類は2枚です。子葉は種子の中に格納されています。子葉の後に生えてくるのが本葉であり、本葉の形自体も違いますが、葉脈の形も違うのです。網目状に葉脈が張り巡らされているのが、双子葉類の特徴であり、これは網状脈(もうじょうみゃく)と言われていて、単子葉類の葉脈はまっすぐであり、これを平行脈と言われていますよ。

\次のページで「根っこについて」を解説!/

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