国語言葉の意味

【四字熟語】「斎戒沐浴」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師がわかりやすく解説!

「精進潔斎」

もう一つの類義語には、「精進潔斎(しょうじんけっさい)」があります。酒や肉食を断って行いを慎んで身を清めることという意味です。「精進」は仏道を修行することから肉や酒を口にせず心身を清めて不浄を避けることという意味につながっており、「潔斎」は心身を清めて欲望を慎むことを表していますよ。

もともとは継続的に修行する者に対する言葉であったものから転じており、飲食を慎み心身を清めるのは一定期間のうちのことになります。

「斎戒沐浴」の対義語は?

次に、「斎戒沐浴」の対義語についての説明です。「斎戒沐浴」に対してということなので、汚れているという四字熟語について詳しく見ていきましょう。

「蓬頭垢面」

「斎戒沐浴」の対義語には、「蓬頭垢面(ほうとうこうめん)」があります。意味は、身だしなみに無頓着でありむさくるしいようすのことです。「蓬頭」は蓬(よもぎ)のような形をしたボサボサの髪のようすのこと、「垢面」は垢まみれの顔のことを表しています。

蓬のような頭というのはイメージしづらいかもしれませんが、他にも「蓬頭乱髪(ほうとうらんぱつ)」という髪がボサボサであるようすを表す表現がありますよ。

「囚首喪面」

もう一つの対義語には、「囚首喪面(しゅうしゅそうめん)」があります。顔かたちを飾らないなど容姿を気に留めないことという意味です。「囚首」は囚人のように梳(と)かしたり整えられていない髪のこと、「喪面」は喪中の人が顔を洗わないことから汚れた顔のことを表しています。

実際は囚人でもなく喪中でもないわけですが、客観的な見た目のようすのことを表す四字熟語です。心身を清める「斎戒沐浴」とは反対の意味になっています。

「斎戒沐浴」の英訳は?

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最後に、「斎戒沐浴」の英訳についての説明です。言語の違いもあるので、特別な表現よりもわかりやすく正しく情報が伝わる英訳について見ていきましょう。

「having a ceremonial wash」

「斎戒沐浴」の英訳には、「having a ceremonial wash」があります。直訳すると「儀式的な沐浴をすること」です。「ceremonial」は「儀式的な」という意味を表す形容詞で、名詞の「ceremony(儀式、式典、儀礼)」と関連する英単語となっています。

他に近い意味を表す表現は、宗教的な沐浴を意味する「ablution」という単語です。「having a ceremonial wash」と比べると頻度の少ない表現ですが、正確に意味を荒らすことができます。

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