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【四字熟語】「玩物喪志」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師が解説!

「玩物喪志」の使い方・例文

「玩物喪志」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。文法的な使い方についても、あわせてチェックしていきますよ。

1.プラモデルに夢中で勉強がすすまないようなら、それは玩物喪志というものだ。
2.人間はみんな趣味も興味もあるものなので、玩物喪志にならないよう意識が必要である。

例文1.は、趣味に夢中になりすぎて本来すべきことがおろそかになるようではいけないという意味になっています。例文の2.のほうは、人は誰でも趣味のほか興味や関心を持っているので、自分の志に影響しないように注意することが必要であるという文です。

文法的に見てみると、例文1.は「玩物喪志と…」、例文2.では「玩物喪志に…」と、いずれも四字熟語を名詞のカタマリとして使っています

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ここまで、「玩物喪志」の意味や語源、使い方について解説してきた。『書経』旅獒編の続きに「九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に虧(か)く」が書かれているので、あわせて知っておくといいぞ。「高い山を築くのに最後の一杯の土が足りず完成しない」という意味だ。

「玩物喪志」の類義語は?違いは?

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それでは、「玩物喪志」の類義語についての説明です。近い意味合いやニュアンスを含む四字熟語について、いくつか一緒に見ていきましょう。

「釈根灌枝」

「玩物喪志」の類義語には、「釈根灌枝(しゃくこんかんし)」があります。意味は、些細なことにこだわりすぎて物ごとの基本を忘れてしまうことです。「釈」は捨てるということ、「灌」は水を注ぐということで、「根を釈(す)てて枝に灌(そそ)ぐ」と読み下します。

木の根に水をやらないで枝に水を注ぐことから、末節が気になり根本を忘れるという意味合いにつながっている表現です。「玩物喪志」とは非常に近い意味になっていますね。

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yamato810