国語言葉の意味

【慣用句】「波に乗る」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「波に乗る」について解説する。

端的に言えば波に乗るの意味は「勢いに乗る」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好きで歴史好き、名古屋出身で5年間のライター経験を持つEastflowerを呼んだ。一緒に「波に乗る」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/eastflower

今回の記事を担当するのは語学好きで英語、中国語が得意な5年目のライター、eastflower。「波に乗る」はサーフィンをするという意味以外にもいろいろな場面で使える慣用句です。人類が波乗りを始めたのはいつからなのかを含め、「波に乗る」の言葉の起源やどんな場面で使えるのかわかりやすく解説する。

「波に乗る」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「波に乗る」の辞書の意味から見ていきましょう。

「波に乗る」の意味は?

「波に乗る」には、次のような意味があります。

1.波の流れに乗る。
2. 時の流れにうまくあう。時代の風潮・時勢にあって栄える。
3.調子に乗る。勢いに乗る。

出典:日本国語大辞典(精選版 )「波に乗る」

「波に乗る」は実際に「波に乗ってサーフィンをする」行為の他に、「時代の雰囲気や流れに乗って繁栄する」ことや、「調子に乗る」など、波という自然現象の影響を受けない場所でも使える表現なのです。「波に乗る」は動詞ですが、「波乗り」(なみのり)という名詞は「サーフィンをすること」や「サーフィンを職業とする人」、「サーファー」の意味でも使われます。

「波に乗る」の語源は?

「波に乗る」という言葉で最初に頭に浮かんでくる光景は、やはりサーフィンではないでしょうか?人間がサーフィンを始めたのはかなり昔のことでした。ハワイやタヒチに住んでいたポリネシアの人々は、西暦400年代前後には、現在のサーフィンのもとになったと言われる「アウトリガーカヌー」を既に操っていたと言われています。「アウトリガーカヌー」はカヌーではあるのですが、片側あるいは、両側に浮き(うき)がついていて現代のサーフボードの構造はここからきていると考えられているのです。

ポリネシアの人々の中にはサンゴ礁の海で漁をして暮らしていた人も多く、漁が終わり浜辺へ戻って来る時には自然にまかせ波に乗って帰ってきたのだと考えられています。波乗りは現在のように楽しみやスポーツではなく仕事の一部だったのです。

ヨーロッパ人の中で、このポリネシアの人々の波乗りを目撃したのは、探検家のジェームス・クック船長だったと伝えられています。彼は自身の航海日誌にこのサーフィンのことに何度か触れており、波に乗った華麗な姿から、後年、「時の流れにうまく乗り栄えていく」という意味に発展していきました。

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