
決まりフレーズ「Homer sometimes nods.」
「弘法にも筆の誤り」のように、「どんな名人でも失敗することがある」という意味を表すことわざのようなフレーズが英語にも存在します。それが「Homer sometimes nods.」です。決まりフレーズとして、覚えてみてください。
日本語訳は、「ホーマーでも、たまには居眠りをする。」になります。これは、ギリシャの大詩人であっても、失敗することがあるという例えを表すフレーズになりますよ。
相手を励ます言葉
ことわざのような表現ではありませんが、相手を励ましたりフォローしたりする際には、以下のような表現が使えます。
1.Nobody is perfect.
「完璧な人はいないよ。」
2.Everybody makes mistakes.
「みんなミスをするよ。」
3.Human error.
「人間のミス」
→機械ならミスをしないが、人間ならミスもあるという意味。
ミスや失敗をした人に対して、「みんなミスはあるんだから、気にするな!」と励ますことができます。
こちらの表現の方が、ことわざ的なフレーズよりは、会話で取り入れやすいかもしれません。

「弘法にも筆の誤り」は、英語では「Homer sometimes nods.」と表現するぞ。ことわざ的なフレーズだから、英語の独特の言い回しとして覚えろよ。
ミスや失敗をした時には、ことわざよりも相手を気遣った言葉の方が良いかもしれないな。
「弘法にも筆の誤り」を使いこなそう
この記事では「弘法にも筆の誤り」の意味・使い方・類語などを説明しました。
「弘法にも筆の誤り」と同じような意味を表す類義語はたくさんあります。ただ、ことわざによっては、「名人にしか使えないもの」や「誰にでも使えるもの」など、使える相手に違いがあるのです。ぜひ、細かい使われ方までチェックしてみてくださいね。