国語言葉の意味

【四字熟語】「身体髪膚」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「身体髪膚」について解説する。

端的に言えば身体髪膚の意味は「人間の体全体のこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

10数年間、中高生に学習指導をしているライターヤマトススムを呼んだ。一緒に「身体髪膚」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

「身体髪膚」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「身体髪膚」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。読み方は「しんたいはっぷ」です。特徴のある漢字が並びますが、正確な意味から語源や使い方まで詳しく見ていきますよ。

「身体髪膚」の意味は?

「身体髪膚」には、次のような意味があります。最初に辞書の意味を確認して、そのあと意味の詳しいところまで見ていきましょう。

1.肉体と髪と皮膚、すなわち、体全体。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「身体髪膚」

「身体」はからだのこと、「髪膚」は髪の毛と皮膚のことで、からだと髪の毛や皮膚にいたる隅々までのからだ全部ということを表しています。

「身体髪膚」の表面上の意味合いとしては体の隅々までということですが、秘められた意味合いとしては、からだは親から与えられたものであり大切にしなければならないということです。

「身体髪膚」の語源は?

次に「身体髪膚」の語源を確認しておきましょう。

「身体髪膚」の由来は、中国の経書『孝経(こうきょう)』です。『孝経』は、孔子(こうし)が曾子(そうし)に語ったことを曾子の弟子が記したものとされており、また、『論語(ろんご)』に代表される「十三経」という儒教の重要な経典の一つにあたります。

そこには「身体髪膚、之を父母に受く。敢(あえ)て毀傷(きしょう)せざるは孝の始めなり。」とあり、「私の体は髪の毛皮膚にいたるまで親から授かったものである.この大切な体を守り傷めないように心がけること、これが孝行の始めというものだ.」という意味になっていますよ。

こそして、人の道に外れないように生き、立身出世するなどして誇らしい子供になることが親への報いであり、孝行の終わりですよと続きます。

\次のページで「「身体髪膚」の使い方・例文」を解説!/

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