
「両刀使い」の使い方・例文
「両刀使い」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.宮本武蔵は両刀使いだったと言われてはいるものの、京都で吉岡清十郎(よしおかせいじゅうろう)と戦ったときも、巌流島(がんりゅうじま)で佐々木小次郎(ささきこじろう)と戦ったときも一刀流で戦ったと言われています。
2.一般的に酒飲みはあまり甘いものを食べないと言われますが、彼の場合は、酒も甘いものも好きで「両刀使い」だそうです。
3.彼女、見た目もキリっとしていて、容姿が素晴らしいから実際に異性にも同性にも人気があるし、彼女のほうも「両刀使い」の感情があって異性だけでなく、同性も好きなんだって。
「両刀使い」は「二本の刀で戦う」という意味の他にも「お酒も甘いものも好き」、あるいは「男性、女性に関わらず愛情の対象として考えられる人」などの意味があります。
「二刀流」
現代、侍を職業としている人はいないので、「両刀使い」と言うと、多くの人が、性の趣向が異性、同性両方を恋愛の対象にできる人とイメージすることでしょう。もし、「大小、両刀で戦うこと」を意図して表現したいのであれば、「二刀流」(にとうりゅう)と表現しておいた方が無難かもしれませんね。「二刀流」はまさに大小、2本の刀で戦うという意味なのです。
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