
「羽を伸ばす」の使い方を例文とともに確認!

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続いて、「羽を伸ばす」の使い方を例文とともに確認していきましょう。「羽を伸ばす」はただ休息をとるような場合はもちろん、運動やゲームなど、普段と違うことをすることでリフレッシュするような場合にも使用できます。
1.目標の学校に向かって勉強を頑張ることも大切だが、たまには羽を伸ばした方が良い。2泊3日ぐらい、どこか旅行に行ったらどうだ?
2.ここまで繁忙期で大変だったが、明日から3連休だ。家でゆっくり羽を伸ばしたいなぁ。
3.志望校に無事に合格し長い受験生生活が終わった。明日からの春休みは羽を伸ばすぞ!
例文1は、「目標の学校に向かって勉強を頑張ることも大切だが、たまには気分転換したほうが良い」という文脈で「羽を伸ばす」が使用されています。ここでの「羽を伸ばす」は、単なる休息の他に、旅行や運動などのリフレッシュも含まれていますね。
例文2は、「家でゆっくり休みたいなぁ」という文脈で「羽を伸ばす」が使用されています。ここでの「羽を伸ばす」は、単なる休息の意味が強いでしょう。
例文3は、「長い受験生活が終わったから、明日から自由に過ごすぞ!」という文脈で「羽を伸ばす」が使用されています。この場合は、単なる休息という意味よりは、遊びや旅行といったリフレッシュ活動の意味が強いでしょう。
「羽を伸ばす」の類義語は?
続いて、「羽を伸ばす」の類義語を確認していきましょう。「羽を伸ばす」の類義語は「命の洗濯」「鬼の居ぬ間に洗濯」「羽目を外す」です。意味を確認し、「羽を伸ばす」と比較してみてください。
「命の洗濯」:日々の苦労を忘れるための保養
「命の洗濯(いのちのせんたく)」は「日頃の苦労を忘れるための保養・気晴らし」という意味の慣用句です。普段とは違った活動をして、身も心もリフレッシュするような場面で使用します。よって「羽を伸ばす」とは似たような場面で使用されますね。
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