
3分でわかる有機物と無機物の違いと見分け方!塩はどっち?登録者数95万人人気講師がわかりやすく解説

有機物・無機物とはそれぞれどういったものだろうか?”白い粉末を区別する”という実験・観察を通して学んでいこう。ライターのオノヅカユウともに、動画の内容をわかりやすく解説していく。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/小野塚ユウ
この記事の「とある男が授業をしてみた」×「ドラゴン桜」のコラボ記事執筆を担当。自身も大学での研究経験を活かし、現役講師として活動している。
登録者数95万人の人気講師YouTuber「とある男が授業をしてみた」とコラボ!
今回の記事は、人気講師YouTuberの再生回数13万回の授業をもとにまとめています。ほかにも中学生・高校生向けのわかりやすい授業が多いので、ぜひ見てくださいね。

動画は中学1年生向けの内容だが、さすがとてもわかりやすい内容だ。それでは、「有機物と無機物の違い・見分け方」を深堀りして解説していく。
”物質を区別する方法”はとても大切!
中学校や高校の理科(化学)では、さまざまな物質について学んでいきます。気体や液体、色のついているものついていないもの、かたいもの柔らかいもの…いろいろな物質をあつかうので、それらを区別する方法を知っておくことはとても大切です。
この動画では、物質の大きな分類の一つである「有機物・無機物」というグループ分けを知りましょう。
4種類の白い粉末を区別する

image by Study-Z編集部
今回、例としてとある男さんが話してくれるのは、以下の4種類の白い粉末を区別する方法です。
白砂糖、デンプン、食塩、グラニュー糖。
どれもぱっと見は白い粉末です。ふくろやビンにラベルがなかったら、それぞれを区別するのは難しそうですよね。
基本的に、理科でつかう粉末や液体は、なめたり食べたりして区別してはいけません。どんな粉末が混ざっているかわかりませんので…実験や観察によって粉末や液体を区別しなければいけないのです。

今回あつかう粉末はどれも安全なものだがな。
いずれも台所によくあるものだから、実際に触ったり観察してみよう。デンプンは、片栗粉やコーンスターチと同じようなものだ。
デンプンを区別する
とある男さんはまず、手ざわりや水への溶け方に注目して、次のように話してくれます。
「さらさらとした手ざわりなのはデンプンだけ」!
ほかの3つの粉末がざらざらした手ざわりなのに対し、デンプンは粉が細かく、とてもさらさらしています。さらに…
「水に入れて白くにごるのもデンプンだけ」!
ふだん砂糖水や塩水をつくるときに観察しておくといいのですが、砂糖や塩の水溶液は透明です。この「水に入れると白くにごる」という特徴はよく出てくるので、しっかり覚えておくようにしたいですね。
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