国語言葉の意味

話満開!「話に花が咲く」の意味や類義語などを院卒日本語教師がわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この間たまたま高校の頃に仲の良かったクラスメイトと十数年ぶりに飲む機会があってな、色んな話で盛り上がったぜ。いやぁ、まさに「話に花が咲いた」よ。良い時間だった。

ん?「話に花が咲く」って何だ?…って顔をしてないか? えーっと、この「話に花が咲く」っていうのはな…。

いいや、ここから先はプロに解説してもらおう。院卒日本語教師の”むかいひろき”、「話に花が咲く」の意味や類義語などの解説、任せたぜ!

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で働いている日本で大学院修士課程修了の日本語教師。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。

「話に花が咲く」の意味や使い方は?

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「話に花が咲く」という言葉、見聞きしたことがあるという人が多いのではないでしょうか。使ったことがあるという人もそこそこいるかもしれませんね。ここでは、その「話に花が咲く」の正確な意味や使い方を、改めて見ていきましょう。

「話に花が咲く」の意味は「会話の話題が次から次へと」

最初に、「話に花が咲く」の辞書での意味を確認していきましょう。「話に花が咲く」は次のような意味が国語辞典に掲載されています。

さまざまな話題が次から次に出てきて会話がはずむ。

出典:明鏡国語辞典 第二版(大修館書店)「◆話に花が咲・く」

「話に花が咲く」は「さまざまな話題が次から次に出てきて会話がどんどん進む」という意味の慣用句です。会話が途切れなく楽しい雰囲気で行われている様子を表します。ここでの「花が咲く」は「にぎやかに盛り上がる」というニュアンスで使用されていますね。

「話に花が咲く」の使い方を例文とともに確認!

続いて、「話に花が咲く」の使い方を確認していきましょう。「話に花が咲く」は「○○の話に花が咲く」「○○話(ばなし)に花が咲く」という形で使用されることが多いです。例文で確かめてみましょう。

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