この記事では中学の理科で勉強する「金属の性質」について、登録者数95万人の人気講師YouTuber「とある男が授業をしてみた」の授業をもとに記事にまとめたぞ。

「物質」や「物体」の違いや、金属の特徴などをまとめて覚えてしまおう。ライターのオノヅカユウともに、動画の内容をわかりやすく解説していく。

ライター/小野塚ユウ

この記事の「とある男が授業をしてみた」×「ドラゴン桜」のコラボ記事執筆を担当。自身も大学での研究経験を活かし、現役講師として活動している。

登録者数95万人の人気講師YouTuber「とある男が授業をしてみた」とコラボ!

今回の記事は、人気講師YouTuberの再生回数28万回の授業をもとにまとめています。ほかにも中学生・高校生向けのわかりやすい授業が多いので、ぜひ見てくださいね。

身近な物質を学習していく!

身近な物質を学習していく!

image by Study-Z編集部

中学校一年生の理科では、初めに植物のことを学びます。そのあとに学習するのがこの内容、”身の回りの物質”や”金属の性質”です。

さまざまなものが何でできているのか、ということに着目して、一つ一つの動画を見ていきましょう。

「物体」と「物質」のちがいって?

とある男さんはまず、「物体(ぶったい)」「物質(ぶっしつ)」のちがいについて解説してくれます。

ものを外見で判断する場合には「物体」

ものをつくっている材料から判断する場合は「物質」

image by Study-Z編集部

例として、とある男さんが見せてくれるのは2つのコップです。2つのコップのうち、片方はガラス、片方はプラスチックでできています。

この2つは、見た目で判断するとどちらもコップ。つまり『どんな物体か?』と聞かれれば、「どちらもコップ」です。

ですが、これらは材料が違いますので、『どんな物質か?』と聞かれた場合は、それぞれの材料である「ガラス」や「プラスチック」と答えるのがよいでしょう。

\次のページで「金属とは?」を解説!/

金属とは?

では、「物質」にはどんなものがあるでしょう?

金や鉄、アルミニウムなどの物質をまとめて「金属(きんぞく)」といいます。とある男さんがあげた例以外にも、銀や銅、白金なんかがありますね。電池に使われるニッケルやマンガンなども金属です。

非金属とは?

一方、ガラスや木、ゴムなどの物質をまとめて「非金属(ひきんぞく)」といいます。金属以外のものがまとめて非金属とよばれるのです。

金属の5つの性質

さて、金属のなかまには共通する性質があります。とある男さんが解説してくれる5つの性質をしっかり覚えましょう。

その1.「電気」をよく通す

金属は電気をよく通す性質があります。

電気のコードや電線は、銅などの金属でできているんです。非金属には電気を通しにくいものが多いので、電気を通さなくてはいけない部品などにはあまり使われません。

その2.みがくと「金属光沢」がみられる

金属はみがくとピカピカ光るように、光を反射します。これを「金属光沢(きんぞくこうたく)」というんです。

銀色にきらきら光るような物体は、金属でできていることが多いですね。

これは中学生にとっては聞きなれない言葉だと思いますので、新しく覚えるようにしましょう。

\次のページで「その3.「熱」をよく伝える」を解説!/

その3.「熱」をよく伝える

金属は熱を伝えやすい、というのも覚えておきたい性質です。金属は火にかけて加熱すれば、すぐに温まります。その性質を利用して、鍋などが金属でつくられるんですね。

そうそう、とある男さんも話していますが、電気は『通す』、熱は『伝える』と表現します。この二つが混ざらないように気をつけましょう。

その4.たたくと「のびてうすく広がる」

金属はハンマーなどでたたくと、のびてうすく広がる性質があります。この性質を利用して、うすい金属の板やアルミホイルなどに加工することができるんです。

ちなみに、高校の化学基礎という科目では、この性質を「展性(てんせい)」という言葉で学習します。

その5.引っ張ると「細くのびる」

最後の性質は、金属を引っ張ると「細くのびる」というものです。金属を引っぱってのばすことでつくられるのが針金などですね。

この金属の特性は、高校では「延性(えんせい)」といいます。先ほどの展性とあわせて「金属には展延性がある」といったりするんですよ。

「磁石にくっつく」という性質は…?

金属の性質を学習するとき、「磁石にくっつく」という性質も入れたくなってしまうのですが、ちょっとまってください!実は、金属の中には磁石にくっつかないものがあるんです。

よくあげられる例が、アルミニウム。これらの金属は磁石にくっつきません。

なので、「金属はすべて磁石にくっつくか?」という問題があったら、答えは「×」。よくあるひっかけ問題なので気をつけましょう。

\次のページで「次のおすすめ動画はこれ!」を解説!/

image by Study-Z編集部

次のおすすめ動画はこれ!

「金属の性質」はわかりましたか。もし引き続きこのテーマに関心がある場合、次の動画で「金属を区別する方法」を学ぶと一層理解が深まります。

金属の性質5つを完ぺきにしよう!

この動画は、「モノって何からできているのか?」ということについて学ぶ初めの一歩。ここから本格的に様々な物質のことや、実験器具の使い方などを学習していきます。

今回の動画のポイントは金属の5つの性質でした。一つ一つを整理・確認して、しっかりと身につけたいですね。

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理科

3分でわかる金属の性質!磁石にくっつくのは共通の性質?登録者数95万人人気講師がわかりやすく解説

この記事では中学の理科で勉強する「金属の性質」について、登録者数95万人の人気講師YouTuber「とある男が授業をしてみた」の授業をもとに記事にまとめたぞ。

「物質」や「物体」の違いや、金属の特徴などをまとめて覚えてしまおう。ライターのオノヅカユウともに、動画の内容をわかりやすく解説していく。

ライター/小野塚ユウ

この記事の「とある男が授業をしてみた」×「ドラゴン桜」のコラボ記事執筆を担当。自身も大学での研究経験を活かし、現役講師として活動している。

登録者数95万人の人気講師YouTuber「とある男が授業をしてみた」とコラボ!

今回の記事は、人気講師YouTuberの再生回数28万回の授業をもとにまとめています。ほかにも中学生・高校生向けのわかりやすい授業が多いので、ぜひ見てくださいね。

身近な物質を学習していく!

身近な物質を学習していく!

image by Study-Z編集部

中学校一年生の理科では、初めに植物のことを学びます。そのあとに学習するのがこの内容、”身の回りの物質”や”金属の性質”です。

さまざまなものが何でできているのか、ということに着目して、一つ一つの動画を見ていきましょう。

「物体」と「物質」のちがいって?

とある男さんはまず、「物体(ぶったい)」「物質(ぶっしつ)」のちがいについて解説してくれます。

ものを外見で判断する場合には「物体」

ものをつくっている材料から判断する場合は「物質」

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例として、とある男さんが見せてくれるのは2つのコップです。2つのコップのうち、片方はガラス、片方はプラスチックでできています。

この2つは、見た目で判断するとどちらもコップ。つまり『どんな物体か?』と聞かれれば、「どちらもコップ」です。

ですが、これらは材料が違いますので、『どんな物質か?』と聞かれた場合は、それぞれの材料である「ガラス」や「プラスチック」と答えるのがよいでしょう。

\次のページで「金属とは?」を解説!/

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