化学理科生活と物質

5分でわかる「夜光・蓄光・蛍光」の違い!光る塗料の種類・仕組みを元塾講師がわかりやすく解説

2-3.蛍光塗料

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蛍光塗料(けいこうとりょう)が光る原理は蛍光灯が光る原理と似ています。蛍光塗料は蛍光灯の中に塗られている蛍光物質が塗料になったもので、電気エネルギーなしで効率よく発光するように作られていると考えてもいいでしょう。

蛍光灯も蛍光塗料も、蓄光塗料同様に紫外線によって物質内の電子が励起し、その後基底状態に戻る過程で可視光に変換されることで発光しています。蓄光塗料と異なるのは、紫外線から可視光への変換が直ちに行われるということです。蓄光塗料はエネルギーを蓄えることで長時間の発光が可能でしたね。一方で蛍光塗料を塗ったものは、紫外線ライトなどを当てているときは鮮やかに光るものの、そのライトが切れてしまえば光もなくなってしまうのです。ライトを常設できる場所であればこの問題はクリアできるため、絵画やボディペインティングなどのアートのためにより鮮やかな発色を求める場合には蛍光塗料が向いていそうですね。

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紫外線ライトといった光源がある場所で光るのは蛍光塗料、なくても光るのが蓄光塗料(≒夜光塗料)ということだな。

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身近な光る塗料について知ろう

夜は昼の明るい光とは全く異なる光の景色が見られますよね。暗い夜だからこそ明るい光が際立ち、雰囲気が出るというものです。そんな夜に見られる光には自然なものと人工的なものがあります。人工的な光にはいくつかの塗料が用いられていることが多いでしょう。それが「夜光塗料」「蓄光塗料」「蛍光塗料」です。

蓄光塗料は昼間に受けた紫外線を蓄えることで夜に光を放つもの、蛍光塗料は紫外線に反応して光るものでしたね。これらの夜光る塗料全般を指して夜光塗料とする場合もありますが本来は夜もずっと光を放ち続けるもの、つまりは放射性物質(ラジウムやトリチウム)を含むものがこれに当たります。現在では放射性物質が使われた時計などの製品は希少な存在ともいえるでしょう。現存しているものに関しては安全性が確認されてはいるものの、放射性物質となり得る事実から、蓄光塗料などで代用が進んでいます。身の回りのどんなものでこれらの塗料が使われているのか、ぜひ探してみてくださいね。

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Ayumi05