国語言葉の意味

【四字熟語】「三綱五常」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師が解説!

「三綱五常」の使い方・例文

「三綱五常」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。使い方では、文法的な見方からもチェックしていきますよ。

1.彼は、三綱五常の教えの通り人道を大切にしているため、みんなに信頼されている。
2.日本人は、ときには地震や台風、水害などの被災地域に配慮や援助ができる三綱五常が身についた国民性を持っている。

例文1.は、人道上の教えを大切にしている誠実な人だけに周囲の人に信頼されているということです。例文の2.では、各地で災害があったときに、日本人は被災地域への理解があり正しい情報を持ってそれぞれに配慮や援助をする人が多いということを表しています。

文法上の使い方としては、例文1.は「三綱五常の…」、例文2.は「三綱五常が…」となっており、いずれも四字熟語をそのまま名詞として使っていますよ。形容動詞のように「三綱五常な…」や動詞のように「三綱五常する…」という特別な使い方は一般的ではありません。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

ここまで、「三綱五常」の意味や語源、使い方について解説してきた。「三綱五常」の「三綱」は君臣と父子と夫婦の秩序や倫理的な規範を表すため、「君臣の倫」「父子の倫」「夫婦の倫」と言われることもあるぞ。そして、これらの倫に外れた行為を「不倫」という。

「三綱五常」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

それでは、「三綱五常」の類義語についての説明です。儒教の考えがもとになっている「三綱五常」ですが、意味の近い四字熟語について紹介していくので一緒に見ていきましょう。

「五倫五常」

「三綱五常」の類義語には、「五倫五常(ごりんごじょう)」があります。意味は、儒教の教えであり、人として常に守るべき道徳のことです。「五倫」は基本的に人間関係を規律するもので「君臣の義」「父子の親」「夫婦の別」「長幼の序」「朋友の信」の五つがあります。「五常」は「三綱五常」と同じく「仁・義・礼・智・信」の五つです。

ちょうど「三綱五常」に「長幼の序」と「朋友の信」を加えたのが「五倫五常」となり、意味は殆ど同じになります。

次のページを読む
1 2 3 4
Share:
yamato810