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【四字熟語】「一殺多生」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「一殺多生」について解説する。

端的に言えば一殺多生の意味は「一人の犠牲によって多くの人を生かすこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元塾講師で、解説のわかりやすさに定評のあるgekcoを呼んだ。一緒に「○○」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/gekco

本業では出版物の校正も手がけ、一般教養に強い。豊富な知識と分かりやすい解説で好評を博している。

「一殺多生」の意味や語源・使い方まとめ

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一殺多生は「いっせつたしょう」または「いっさつたしょう」と読みます。それでは、さっそく「一殺多生」の意味や由来、使い方についてみていきましょう。

「一殺多生」の意味は?

一殺多生には、次のような意味があります。

<引用>

一人を殺すことによって多くの人を生かすこと。

出典:大辞林 第三版(三省堂)「一殺多生」

多くの人を助けるためには一部の犠牲は仕方がない、という考え方を指す言葉です。転じて、多くの善良な人々を助けるためには一部の悪人が犠牲になるのは仕方がない、という考え方としても使われます。

「一殺多生」の由来は?

もともとは仏教用語で、大乗仏教の経典のひとつに記されていた言葉です。一殺は「いっさつ」とも「いっせつ」とも読みますが、特に「いっせつ」という読み方は、「刹那(せつな)」や「殺生(せっしょう)」と同じく仏教に由来する読み方となっています。また、多生は「多く(の人)を生かす」という意味で、こちらも仏教由来の言葉です。経典の中でも、多くの人を救済するためには、多生の犠牲は耐えなければならない、という意味で使われており、仏教用語としても四字熟語としてもほとんど意味の変わらない言葉であるといえるでしょう。

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