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【四字熟語】「水温躍層」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

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水温躍層という言葉を見る機会は多いとは言えないが、知識として知っておいた方がいいこともある。例文を通してそのことを学んでいくぞ。

「水温躍層」の使い方・例文

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水温躍層は水温変化の層を指す専門用語で、比喩表現を含めて専門用語以外での用例のない言葉です。専門用語であることを踏まえて、例文をみていきましょう。

・その海域では水温躍層により、生物の移動が妨げられている。

・小規模な池では水深が浅いため、水温躍層が形成されない。

・水温の鉛直分布をグラフにすることで、水温躍層の視覚化を試みた。

いずれも専門用語としての用例なので、まったく知識のない方にはわかりにくい例文かもしれません。

1つ目の例文では、水温躍層があることで生き物が移動できなくなっていることを示しています。魚類やプランクトンなどの変温動物は、急激に水温が変わると命に危険が及ぶため、水温躍層によって移動ができなくなってしまうことがあるのです。

2つ目の例文では、ある程度の深さがないと水温躍層ができないことを示しています。水温によって2層に分かれるためにはある程度の深さが必要なので、水深1メートル程度の池などでは水温躍層がない場合があるのです。

3つ目の例文では、水深に対する水温の変化をグラフに表すことで、水温躍層を目で見えるようにしようとしていることを示しています。水温躍層という名前はつけられているものの、実際の層が目で見えるわけではありません。そのため、湖沼や海洋に行って視覚的に水温躍層を見ることはできないのです。水温躍層の存在を確かめるためには、この例文のように水深ごとの水温を調べてグラフにする必要があります。

なお、水温躍層を専門用語以外の用法で用いるのは間違いなので、注意しましょう。

・店長と店員たちの間には、まるで水温躍層のような壁が立ちはだかっていた。

・運転初心者にとって、高速道路の合流は水温躍層のようで、入り込むことが難しい。

これらの例文では、人間関係や道路状況を水温躍層にたとえて表現しています。このような使い方は原則として間違いなので、違う表現を使うようにしましょう。

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