国語言葉の意味

【慣用句】「図に乗る」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校講師が解説!

・ちょっと仕事が出来るからと言って、遅刻に無断欠勤にと、付け上がるような社員は会社にはいられないだろう。

・ベンチャー企業の社長には若くして大金を稼いだことで、自惚れるような人物も少なくはない。

「図に乗る」の対義語は?

「図に乗る」の対義語は「慎み深い(つつしみぶかい)」「節度のある(せつどのある)」などが考えられます。

「慎み深い」「節度のある」

「慎み深い」は「図々しいところがなく、控え目であること」。「節度のある」は「度を越さず、よいところを保つこと」。

「礼儀正しい、丁寧である」という感じで、良いイメージで使われることが多い言葉ですね。特に、礼儀を重んじる日本などではこうした態度が良しとされるのではないでしょうか。

逆に国が変われば、「図に乗る」ような押しが強いことが評価されることもあるかもしれません。自分が言葉に持っているイメージについて改めて考えてみるのも面白いでしょう。

「図に乗る」の英訳は?

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「図に乗る」の英語表現には「push one’s luck」があります。

「push one’s luck」

ギャンブルなどで調子が良い時に、掛け金を更に吊り上げたりすることを「プッシュする」などと言ったりもします。このフレーズの「push」はこれに近く、「one’s luck=その人の幸運」にさらに賭けるぜ、とまさに「図に乗っている」感じがわかるでしょう。

英語圏は、日本よりもギャンブルが盛んなイメージで思わず納得してしまう表現ですね。「図に乗って」、痛い目を見た人も多くいたのでは、なんて想像までしてしまいます。

代名詞の「one’s」を主語によって変えれば様々に使うことが出来ますので、覚えておくと便利な表現ですよ。

Don’t push your luck, you’ll have a terrible experience.
図に乗るなよ、痛い目を見るぜ。

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