「小一時間」の英語での表現は?
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日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。
英語で「一時間弱」はどのように表現するのでしょうか。
「小一時間」の英語表現
「nearly one hour」または「nearly an hour」で「小一時間」の意味になります。
「nearly」は「ほぼ」「ほとんど」の意味でよく使われている単語です。「あと少しで到達する」というニュアンスがあり、「一時間弱」の「弱」の部分を表すことができます。
同じような単語に「almost」があり、どちらを使っても意味としてはほぼ変わりません。また「one hour」と「an hour」はどちらも一時間という意味ですが、口語では「an hour」が好んで使われているようです。
1.I was waiting for my husband for nearly an hour.
私は夫を小一時間待っていました。
2.He has been playing the piano for nearly one hour.
彼は小一時間ピアノを弾いている。
3.After thinking for almost one hour, I gave up the idea of buying the chair.
小一時間考えたあと、私はその椅子を買うことをあきらめた。
「nearly one hour」と似たような英語表現・フレーズは?
最後に、「約一時間」という英語表現について考えてみましょう。
「小一時間」は「一時間弱」ですが、「約一時間」というと一時間を少し過ぎた時間も含まれます。つまり「一時間前後」ということになりますが、英語ではどのように表現するのでしょうか。
似た表現その1「about one hour」
一時間に少し足りない場合は、「nearly」や「almost」を使いますが、約一時間と言う時は「about」を使い「about one hour」と言います。「about」は「約」や「およそ」の意味でおなじみですね。
「一時間以上」という場合は「more than」を使い「more than one hour」となります。これは正確に言えば、「more than」なので「一時間を超える」という意味になりますが、「一時間以上」と訳すのが一般的です。「more than」の代わりに「over」を使ってもほぼ同じ意味になります。
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