この言葉の代表的な英訳は「but」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC810点で、留学経験があるライターMoeを呼んです。一緒に「でも」の英訳や使い方を見ていきます。
ライター/Moe
LA留学の経験から、実践で使えそうな例文を考えることを得意とする。現在、ニュージーランドへのワーホリを計画している。趣味は海外旅行と乗馬。
「でも」の意味と使い方は?
それでは、「でも」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「でも」の意味
「でも」には、次のような意味があります。「でも」は「それでも」が省略された言葉です。
1.前の事柄を一応肯定しながら、それがふつう結果として予想されるものに反する内容を導くときに用いる語。にもかかわらず。それでも。しかし。
2.前述の事柄に対して、その弁解・反論などをするときに用いる語。しかし。
3.物事の一部分を挙げて、他の場合はまして、ということを類推させる意を表す。…でさえ。
4.前の事柄を一応肯定しながら、それがふつう結果として予想されるものに反する内容を導くときに用いる語。にもかかわらず。それでも。しかし。
5.特別のもののようにみえる事柄が、他の一般の場合と同じであるという意を表す。たとえ…であっても。
6.物事をはっきりと言わず、一例として挙げる意を表す。
7.名ばかりで実質がそれに伴わない意を表す。
8.ほかに能力がないので、やむをえずその職に就いているという意を表す。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
「でも」の使い方・例文
次に「でも」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.頑張って締め切りに間に合わせようとした。でも、結局間に合わなかった。
2.朝早く家を出て、カフェで勉強をしようと思っていた。でも、電車が遅れていて、着くのが普段通りの時間になってしまった。
3.でも、この間は私が夕飯を作ったじゃない。
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