そのようにいつまでも狐疑逡巡していたって事態は何も変わらないのなら、ここで思い切って決断してしまうというのはどうだろうか。
狐疑逡巡といえば、先代の社長は非常に疑り深い性格で、そのおかげで商機をいくつも逃してしまったという過去があるという話だ。
狐疑逡巡もいいですが、必要以上に疑ったままではその他の仕事にも影響しますので、考え方を少しあらためていただけませんかね。
「狐疑逡巡」を含む文は、そのままだと言葉が難しくて意味がなかなかつかめないこともしばしばでしょう。そこで、この四字熟語をもっと簡単な言葉と置き換えてみることをおすすめします。
その置き換える言葉とは、「疑うばかりで決められない」です。こうすれば、一気にそれぞれの文の意味が取りやすくなるのではないでしょうか。
#2 「狐疑逡巡」の類義語は?違いは?
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ところで、「狐疑逡巡」と意味のよく似た表現にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、中でもよく用いられるものを二つほど見ていくことにします。
「右顧左眄」
「右顧左眄」は、難しい漢字を用いた四字熟語ですが、「うこさべん」と読んでください。この四字熟語は、周囲のことが気になって決断が鈍ってしまうという意味です。
この四字熟語を構成する「顧」も「眄」も、どちらも周囲の様子をうかがうという意味を持ちます。左右をきょろきょろ見渡すだけで行動が起こせない様子がイメージできるはずです。
「優柔不断」
「優柔不断(ゆうじゅうふだん)」もまた、「狐疑逡巡」の類義語として用いることのできるものです。こちらの四字熟語には、いつまでも態度をはっきりさせず決断しないことを意味します。
この四字熟語の前半部を占める「優柔」は、決断力に乏しいことをあらわすことばです。また、後半部の「不断」も同様に判断できないことを表します。
では、ここでこれらの類義語を用いた例文も忘れずにチェックしておきましょう。
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