国語言葉の意味

【慣用句】「うだつが上がらない」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。今回の記事では「うだつが上がらない」という慣用句について解説する。

端的に言えば「うだつが上がらない」の意味は「出世できない」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役塾講師で文系科目のスペシャリストである「すけろく」を呼んだ。一緒に「うだつが上がらない」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

すけろく

ライター/すけろく

現役文系講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。

#1 「うだつが上がらない」の意味や使い方のまとめ

image by iStockphoto

それでは早速「うだつが上がらない」の意味や使い方を見ていきましょう。この慣用句には、いったいどのような意味・用法があるのでしょうか。

「うだつが上がらない」の意味は?

まずは、国語辞典での定義から。「うだつが上がらない」には、次のような意味があります。

出世したり、金銭に恵まれたりしない。よい境遇になれない。 

出典:大辞林 第三版(三省堂)「うだつが上がらない」

「うだつが上がらない」が、どうして「出世できない」に結びつくのでしょうか。その謎を解くカギは「うだつ」という言葉そものにあります。

「うだつ」とは、屋根よりも一段高いところに作られた小さな屋根付きの土壁のことを示す言葉です。本来、この土壁は火事の際に延焼を防ぐための防火壁でした。

それが、しだいに装飾が施されてどんどん豪華なものになっていき、しまいには家の「格」を示すものになったといいます。したがって、並の暮らしをしている者には到底手が届かず、お金持ちの象徴のような取り扱いになっていったという話です。

現代では「うだつ」を持つ家はめっきり少なくなってしまいましたが、「うだつが上がらない」や「うだつが上がる」といった慣用句の中で生き続けています。

「うだつが上がらない」の使い方・例文

「うだつが上がらない」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

次のページを読む
1 2 3 4
Share:
すけろく