「精励恪勤」の対義語は?
次は、「精励恪勤」の対義語についての説明です。対義語ということで、努力がわずかであったり続かなかったりという四字熟語を紹介していきますよ。
「杯水車薪」
「精励恪勤」の対義語には、「杯水車薪(はいすいしゃしん)」があります。意味は、努力や援助がごくわずかであるために何の役にも立たないことです。「杯水」は杯一ぱいの水のこと、「車薪」は車一台分の薪のことを表しています。「一杯の水を以って一車薪の火を救うがごとし」の略となっていますよ。
確かに、コップ一ぱいの水で車一台分の火は消せませんよね。状況や目的に対して、努力があまりにも僅かであること言い換えることができます。
「一暴十寒」
もう一つの対義語には、「一暴十寒(いちばくじっかん)」があります。少しだけ努力して、あとは怠けることが多いという意味です。「暴」は「曝」のことで日に当てることということから、一日目に日に曝しながら次の十日間は陰で冷やしてしまうことを表しています。
『孟子(もうし)』にある「…、一日之を暴(あたた)め、十日之を寒(ひや)さば…」という内容が由来です。継続して事を行わなければ効果は上がらないということを表しています。
「be industrious」
「精励恪勤」の英訳には、「be industrious」があります。直訳すると「勤勉である、精励である」です。「industrious」は形容詞ですが、名詞には「industry」があります。「industry」は「産業」という意味が第一に思い浮かぶ人もいるかもしれませんが、「勤勉、精励」という意味もありますよ。
その他、「work hard(一生懸命働く)」や「be diligent(努める、精勤する)」などでも、「精励恪勤」の意味を表すことができます。いずれにしても、キーワードとして「励む」という意味合いの単語が含まれていますね。
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