国語言葉の意味

【四字熟語】「水天一碧」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師がわかりやすく解説!

「水天一碧」の使い方・例文

「水天一碧」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。意味合いとしての使い方と文法的に見た使い方についても見ていきますよ。

1.海岸の砂浜からぼんやり海を眺めると、空と海面の色が境目なく融け合い水天一碧の景色だった。
2.防波堤から見た水天一碧である景色は、自然の偉大さが感じられ人間をちっぽけに思わせるものがあった。

例文1.は、海を眺めた景色が空と海の青色が融け合って見えたことを表現しています。例文の2.では、水天一碧に見えた景色によって、自然が雄大であることを感じさせられたということを述べた文です。

文法的に見てみると、「水天一碧の…」「水天一碧である…」など四字熟語そのものを名詞として使っています。「水天一碧する」というような動詞化した表現をすることはありません。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

ここまで、「水天一碧」の意味や語源、使い方について解説してきた。意味は違うものの、景観を表す表現として、白い砂浜に青い松が映える「白砂青松(はくしゃせいしょう)」も知っておきたい言葉だ。

「水天一碧」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

それでは、「水天一碧」の類義語についての説明です。ほぼ同じ意味を表す四字熟語が複数あるので、類義語についていくつか見ていきましょう。

「水天彷彿」

「水天一碧」の類義語には、「水天彷彿(すいてんほうふつ)」があります。意味は、遠くの水平線で空と海の青色が接していて一つに融け合っていることです。「水天」は空と海のこと、「彷彿」はぼんやりとしていてはっきりしないようすのことを表しています。

「水天彷彿」の「彷彿」は「髣髴」とも書き、由来と言われている頼山陽の『泊天草洋(天草洋に泊す)』という漢文でも「髣髴」と書かれていますよ。『泊天草洋』は1818年に頼山陽が九州旅行をした際に書いた七言古詩です。

\次のページで「「上下天光」」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: