国語言葉の意味

【慣用句】「目に余る」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しくわかりやすく解説!

そのトラック運転手の目に余るほど危険な幅寄せ行為は、すべてドライブレコーダーに記録されていたのだった。

上司の目に余る言動が沢山の同僚を傷つけたのは明らかだったため、何とか告発する方法はないかと日々探していた。

目に余るほどたくさんの来場者があったことに自分は感激し、本当に日本でコンサートを開催してよかったと思った。

「目に余る」の意味を捉えようとするとき、大きく分けて二通りあったことを思い出してください。ひとつは見過ごせないほどひどい様子で、もうひとつは数えきれないほど多いことでしたね。

上記三つの例文のうち、最初と二番目はひどい行いのことを意味しています。それらは、それぞれ危険な幅寄せ行為と人を傷つける言動のことです。

一方、最後の例文にはそのようなひどい行為は見受けられません。加えて、直後に「たくさん」という言葉が存在することから、数えきれないほどの数を言い表していることが分かります。

日本語には、「目」を用いた慣用句が実にたくさん存在します。「目が肥える」「目と鼻の先」などは、そのほんの一例です。

そして、そのいずれもが日常会話レベルでもよく使われています。数は多いですが、一つひとつ着実に覚えていきましょう。

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ここまでの解説で「目に余る」の意味や用法が理解できたんじゃないかな。

では、引き続き類義語や対義語、英語表現についても一気に押さえていくぞ。

#2 「目に余る」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

ところで、「目に余る」と似た意味を持った言葉にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、中でも代表的なものを二つご紹介していきます。

「見るに堪えない」

「見るに堪えない」は、「目に余る」とよく似た意味を持つ言い回しのひとつです。この慣用句には、ひどくて見ていられない、あるいは見ていられないほどひどいという意味があります。

「堪えない」は、そのような価値がないことを意味する言葉です。つまり、見る価値もないほどひどいというわけですね。

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