この記事では「火に油を注ぐ」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「pour oil on the fire」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLilygirlを呼んです。一緒に「火に油を注ぐ」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/Lillygirl

中学時代に苦手だった英語を克服した、現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに英語の解説に励む。

「火に油を注ぐ」の意味と使い方は?

それでは、「火に油を注ぐ」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。一回は聞いたことがあるのではないでしょうか。

「火に油を注ぐ」の意味

「火に油を注ぐ」には、次のような意味があります。

1.勢いの盛んなものにさらに勢いを加えるようなことをするたとえ。薪に油を添える。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「火に油を注ぐ」

「火に油を注ぐ」の使い方・例文

次に「火に油を注ぐ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.  怒っているのに、ちょっかいを出すのはいけない。火に油ぞ注ぐようなものだ。
2.彼は親をなんとかなだめようとしたが、結果的に火に油を注ぐだけだった。
3.母が疲れているのに気づかず、父が用事を押し付けたので不機嫌になった。火に油を注いだわけさ。

\次のページで「「火に油を注ぐ」の英語での表現は?」を解説!/

「火に油を注ぐ」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「火に油を注ぐ」の英語表現

「火に油を注ぐ」という表現は英語でもおなじように表現されます。

pour oil on the fire」です。「pour」「注ぐ」と言う意味なので、そのまま「火に油を注ぐ」と訳せます。
使い方も同じなので、例文を見てみましょう。

1.Nancy said her mistake when her boss is angry. She poured oil on the fire. 
ナンシーは、上司が怒っている時に自分のミスについて伝えてしまった。火に油を注いだよ。

2.I don't suggest you to see him now. It will pour oil on the fire.
今は、彼に会うのはやめた方がいい。火に油を注ぐぞ。

3.  He poured oil on the fire. His unthinking word made Sue angry.
彼は火に油を注いだな。無意識に発した言葉がスーを怒らせちゃった。

「pour oil on the fire」と似たような英語表現・フレーズは?

最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。

似た表現その1「make things worse」

言い回しは異なりますが、下記でも「pour oil on the fire」と同じような意味を表現することができます。

それは「make things worse」です。直訳すると「物事を悪化させる」という意味になります。
「火に油を注ぐ」の意味をやわらかく、簡単に伝えられる表現ですね。

それでは例文を考えましょう。

\次のページで「「火に油を注ぐ」を英語で言ってみよう」を解説!/

1.Don't tell your mistake when boss is angry. It will make things worse. You can say it when boss is fine.
部長が怒ってる時に、ミスしたなんて言うな。火に油を注ぐだけだぞ。怒っていない時に言えば。

2.I cannot tell that to Nancy now. It makes things worse.
そんなこと今ナンシーに言えないよ。火に油を注ぐだけだ。

3.I just wanted to say sorry to her. But I made things worse.
彼女に謝りたかっただけなんだけど、火に油を注ぎました。

「火に油を注ぐ」を英語で言ってみよう

この記事では「火に油を注ぐ」の意味・使い方・英訳を説明しました。

この表現は、日本語でも英語でも一緒なんですね。あまり良いことには使われないので、使う場面をよく考えましょう。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「火に油を注ぐ」は英語でどう表現する?英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「火に油を注ぐ」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「pour oil on the fire」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC645点で、現役の英語講師であるライターLilygirlを呼んです。一緒に「火に油を注ぐ」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/Lillygirl

中学時代に苦手だった英語を克服した、現役英語講師。わかりやすい説明をモットーに英語の解説に励む。

「火に油を注ぐ」の意味と使い方は?

それでは、「火に油を注ぐ」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。一回は聞いたことがあるのではないでしょうか。

「火に油を注ぐ」の意味

「火に油を注ぐ」には、次のような意味があります。

1.勢いの盛んなものにさらに勢いを加えるようなことをするたとえ。薪に油を添える。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「火に油を注ぐ」

「火に油を注ぐ」の使い方・例文

次に「火に油を注ぐ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.  怒っているのに、ちょっかいを出すのはいけない。火に油ぞ注ぐようなものだ。
2.彼は親をなんとかなだめようとしたが、結果的に火に油を注ぐだけだった。
3.母が疲れているのに気づかず、父が用事を押し付けたので不機嫌になった。火に油を注いだわけさ。

\次のページで「「火に油を注ぐ」の英語での表現は?」を解説!/

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