「水火も辞さない」
「水火(すいか)も辞さない」の意味は、どのような苦難や危険もいとわず、物事に力を尽くすこと。近年ではあまり使われないことわざですが、覚悟を表すには良い慣用句ではないでしょうか。「水火」とは、たとえ水に溺れようが、火に焼かれるような苦しみがあろうが恐れない、という意味になります。「水火を辞さず」といっても問題ありません。「水火も辞さない覚悟です」といえば、相当な決意で挑もうとしているのだと相手に伝わるはずですよ。
「身を粉にする」の対義語は?
「身を粉にする」の意味は、「労力を惜しまず働くこと」でした。反対の意味となると「適当に働く」となるはずです。そこで今回は、「努力をしない」や「楽に暮らす」といった意味合いで、「身を粉にする」の対義語をみていきましょう。
「左団扇」
「左団扇」は「ひだりうちわ」と読みます。意味は、利き手でない左手で団扇(うちわ)を使うこと。その様子から「安楽に暮らす」という意味で使われるようになりました。優雅に左手で団扇をあおいでいるわけです。生活の心配をすることなく、のんびりと暮らしている様子を表しているといえるでしょう。そのため「左団扇の生活」などと表現します。忙しく仕事に追われている人からすれば、羨ましい生活といえますね。
「無為徒食」
「無為徒食(むいとしょく)」の意味は、何の仕事もせずに、ただ遊び暮らすこと。すなわち、何も努力をしていない、楽をしている状況といえますね。「無為」とは、何もしないでぶらぶらしているという意味。「徒食」は、働かず遊び暮らすという意味になります。身を粉にして働いている人からすれば羨ましい状況。ただし、生活していくためには働かなくてはいけません。「無為徒食」な日々は、ほどほどにしておきましょう。
「work oneself to the bone」
「身を粉にする」だけでは難しいので、「身を粉にして働く」を英訳してみましょう。「oneself」は、対象人物によって「my」や「her」で構いません。「to the bone」は「骨の髄まで」や「徹底的に」という意味。「work oneself to the bone」は直訳すると「骨まで自分で働く」となり、「身を粉にして働く」として使えるでしょう。
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