「お釣りが来る」:十分すぎてあまりが出る
「お釣りが来る」は「十分すぎるくらい十分だ」「十分すぎてあまりが出る」という意味です。損得を比べてみて、ひきあう以上の得があったり効果があったりする、というニュアンスで使われることが多いですね。「赤字になる」という意味の反対語です。
「足が出る」の英訳
英語で「足が出る」をどのように表現するか見ておきましょう。
「exceed the budget」:予算をオーバーする
「exceed」は「超える」、「budget」は「予算」「経費」「生活費」などの意味があります。「a low budget movie」は「低予算の映画」、「on budget」は「予算通りに」ですね。「exceed the budget」は「予算から足が出る」です。「go over the budget」とも言いますよ。
「足が出る」を使いこなそう!
この記事では、「足が出る」の意味や語源を調べ、使い方や類義語などを解説しました。
「足が出る」にはふたつの意味があります。一つは「予算や収入より出費のほうが多い」「赤字になる」こと。二つめは「隠していたことがあらわになる」「ぼろが出る」ことです。語源については諸説ありますが、ずいぶん昔から「足」を「金銭」という意味で使っていたことがおわかりいただけたでしょうか。
実生活で「足が出る」ことは避けたいですが、言葉の「足が出る」は使いこなせるようになってくださいね。