流体力学物理理科

5分でわかる「ダニエル・ベルヌーイ」何した人?天才一族の中の天才を理系ライターがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。今回はダニエル・ベルヌーイについて解説していくぞ。

ベルヌーイ家は天才一家として有名な一家だ。その中でも最も評価の高いダニエル・ベルヌーイについて学んでみよう。

今回は物理学科出身のライター・トオルさんと解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

tohru123

ライター/トオル

今回は物理学科出身のライター・トオルさんと解説していくぞ。

ダニエル・ベルヌーイについて

image by iStockphoto

一般的に天才は遺伝しないといいますが、その珍しい例外がベルヌーイ家です。三世代でなんと八人もの傑出した数学者・科学者を輩出した珍しい一族になります。天才ベルヌーイ家の中でも、特に有名なのがこの記事で紹介するダニエル・ベルヌーイです。ダニエル・ベルヌーイは天才に相応しく多くの業績を残していますが、今回はベルヌーイの定理と名前がついている、流体力学の定理について紹介しています。

ダニエル・ベルヌーイの生涯

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Unbekannt – This image is from the collection of the ETH-Bibliothek and has been published on Wikimedia Commons as part of a cooperation with Wikimedia CH. Corrections and additional information are welcome., パブリック・ドメイン, リンクによる

天才一家の中の天才の中に生まれたダニエル・ベルヌーイなので、さぞ思い通りの人生を生きれただとろうと思われがちですが、実のところなかなか思い通りにはいかない人生でした。世の中、そうはうまくいかないものです。

その1.生まれ

ダニエル・ベルヌーイは1700年、父であるヨーハン・ベルヌーイがオランダ・フローニンゲン在任中に同地で生まれました。3人の兄弟の2番目で、兄ニコラウス2世弟ヨーハン2世も後に数学者・物理学者となります。ダニエルが5歳の時バーゼル大学にいた叔父ヤコブ・ベルヌーイが死去し、父ヨーハンが後任となり、家族でヨーハンの出身地であるスイスのバーゼルに戻ってきました。

その2.青年期

ダニエルは才能豊かなベルヌーイ家にあって最も才能があり有望でありましたが、父との間に確執があったようです。ヨハンはダニエルを実業家にしようとしていたようですが、ダニエルは数学と物理学につよい興味を持ち、13歳でバーゼル大学に入学すると15歳で学士、16歳で修士を取得します。しかし、父ヨーハンの反対で数学者になれず医学を勉強しました。

その3.壮年期

<strongバ>ーゼル大学ではポストが得られず、医学の研究のためヴェネチアに移ります。そこで幾つかの業績をあげロシア・サンクトペテルブルグの科学アカデミーに数学のポストを得、1725年からそこに移りました。1727年には父ヨーハンの手配で、ヨーハンの弟子でもありダニエルの友達でもあったレオンハルト・オイラーが同科学アカデミーに移り、共に精力的に研究に励んだようです。

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