国語言葉の意味

【四字熟語】「尽忠報国」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「尽忠報国」について解説する。

端的に言えば尽忠報国の意味は「忠誠を尽くして国や天子の恩義に報いること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

10数年間、中高生に学習指導をしているライターヤマトススムを呼んだ。一緒に「尽忠報国」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

yamato810

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

「尽忠報国」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「尽忠報国」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。読み方は「じんちゅうほうこく」です。意味のほか、とくに語源にも注目して見ていくと理解が深まりますよ。

「尽忠報国」の意味は?

「尽忠報国」には、次のような意味があります。四字熟語の漢字をそれぞれ見ていくと意味はイメージできそうですが、正確な意味をつかんでおきましょう。

1.忠節を尽くし、国から受けた恩に報いること。

出典:新明解四字熟語辞典(三省堂)「尽忠報国」

「尽忠」は君主や国家に忠義や忠誠を尽くすこと、「報国」のほうは国のために力を尽くし国の恩に報いることです。

日本では、「王政復古の大号令」の文に含まれている表現として知られています。そこには、「…尽忠報国ノ誠ヲ以テ奉公致スベク候事。」とあり、「忠義を尽くしても国に報いる誠の心をもって奉公するようにせよ。」という意味です。

「尽忠報国」の語源は?

次に「尽忠報国」の語源を確認しておきましょう。

「尽忠報国」は、『北史(ほくし)』の「顔之儀伝(がんしぎでん)」に由来します。中国南北朝時代の北朝北周の第四代皇帝である宣帝(せんてい)が亡くなったあと、顔之儀が遺言に背こうとした高官を諌めるときに使ったということです。

また、中国の『宋史(そうし)』岳飛(がくひ)にも記述が残っています。岳飛は金国の攻撃を見事に撃退したものの、讒言(ざんげん)により捕えられますが、そのとき使者に背中の「尽忠報国」と書かれた入れ墨を見せたということです。

次のページを読む
1 2 3 4
Share:
yamato810