「強心臓」:物事に動じない力があること
「強心臓」は「物事に動じない力があること」を表す慣用表現です。「あの人は強心臓の持ち主だ」「田中さんは強心臓だから大丈夫」といったように名詞として使用します。「肝が据わる」と意味や使用場面の違いはありません。
「肝が据わる」の英語表現は?
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続いて、「肝が据わる」の英語表現を確認していきましょう。「肝が据わる」の英語表現は「have the guts」「have nerves of steel」です。それぞれ意味や例文を確認していきましょう。
「have the guts」:根性がある・度胸が据わる
「have the guts」は「根性がある」「度胸が据わる(=肝が据わる)」という意味の英語表現です。「guts(gutの複数形)」は「根性」「度胸」「ガッツ」という意味を表します。どちらかと言えばカジュアルな会話で使用する表現です。例文を確認していきましょう。
1.Mr. Smith has the guts to accept the presidency at such a difficult time.
こんな困難な時期に社長職を引き受けるなんて、スミスさんは肝が据わっているなぁ。
2.Mr. Tanaka is popular with women because he has the guts.
田中さんが女性にモテるのは、肝が据わっているからだね。
「have nerves of steel」:鉄の神経を持っている
「have nerves of steel」は、直訳すると「鉄の神経を持っている」となります。緊張したり怖気づいたりしてしまうような状況であっても、落ち着いて行動することができる人の様子を表す表現です。まさに「肝が据わる」の意味にピッタリですね。例文を確認していきましょう。
1.Tom has nerves of steel to laugh at this pinch scene.
このピンチの場面で笑うとは、トムは肝が据わっている。
2.This job can only be done by people who have nerves of steel.
この仕事は肝が据わった人間にしかできない。
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