国語言葉の意味

「万事休す」ってどういう状況?休す?窮す?意味や語源・類義語・対義語など文学部卒webライターが解説

「絶体絶命」:どうしても逃れられない追い詰められた状況

「絶体絶命」はどうしても逃れられない追い詰められた状況を意味しており、九星術という占いが由来となった言葉です。

「体が絶えること」を表す「絶体」と「命の絶えること」を表す「絶命」はどちらも九星術における凶星の名前で、その2つを合わせることで肉体も命も破滅するような追いつめられた状況を表す言葉とされています。

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「八方塞がり」:どのようにしても不吉な結果が予想される状況

「八方塞がり」はどのようにしても不吉な結果が予想される状況を意味しており、陰陽道の占いが由来となった言葉です。

昔の人々は何かを行う際、占いをしてその結果から行動を決めており、陰陽道もその1つに数えられます。「八方」は陰陽道におけるすべての方角を指し、つまり「八方塞がり」とはすべての方角から不吉な結果が予想されることを意味しているんですね。

そこから転じて、どの方面にも障害が存在し、手の施しようがないこと・悪い結果が予想されることを意味するようになった言葉です。

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「万事休す」の反対ってどういう状況?

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「万事休す」がもう施すべき手段がなく、どうすることもできない状況を指す言葉であることがわかりました。では「万事休す」の反対の状況とはどのような状況でしょうか。いくつか考えられますが、今回は「起死回生」と「順風満帆」を確認してみましょう。

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「起死回生」:瀕死の危機から立て直すことができた状況

まず、「万事休す」の反対の状況を考えてみるとそのような危機を脱することができたという状況が考えられます。

「起死回生」は瀕死の危機から立て直すことができた状況を意味する四字熟語です。「起死」と「回生」はどちらも「瀕死の人を生き返らせる」という意味の中国の故事を典拠にした言葉で、元々は医者の腕が優れていることを表す際に使用されていました。そこから転じて「瀕死の危機・絶望的な状況を立て直すこと」を意味するようになったのですね。

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「順風満帆」:物事がすべて順調に進んでいる状況

さらに、「万事休す」の反対の状況を考えてみると危機に陥ることもなく順調に物事が進んでいるという状況も当てはまります。

「順風満帆」は物事がすべて順調に進んでいる状況を意味する四字熟語です。「順風」は船が進む方向に吹く風を意味し、「満帆」は帆が風を受け膨らむ様子を意味しており、この2つを合わせて船が追い風を受け順調に進んで様子を意味しています。そこから転じて物事がすべて順調に進んでいる様子を意味するようになりました。

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「万事」が使われている故事成語

ここまで「万事休す」について学び「万事休す」の「万事」はすべてのことを意味すると解説しましたが、故事成語には他にも「万事」を使用した言葉が存在します。

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