国語言葉の意味

「万事休す」ってどういう状況?休す?窮す?意味や語源・類義語・対義語など文学部卒webライターが解説

「万事休す」の語源は?

「万事休す」は中国の故事(昔話)の1つである「宋史」を元に作られた故事成語です。

昔、荊南の王である従誨は王子の保勗を溺愛し極端に甘やかして育てました。それに反感を持つ者から疎まれても彼はにっこりと笑い返したのです。そんな保勗の様子を見た荊南の国民は「万事休すだ」と言いました。その後、保勗が王になると政治が乱れ、やがて国が滅んだのです。この話から何をしてもおしまいでお手上げという状況を「万事休す」と言うようになりました。

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「万事休す」の例文・使い方

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次に「万事休す」の使い方を確認してみましょう。

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1.大事な試験の日の朝に寝坊してしまった。走ったが電車の時間に間に合わず万事休すだ。
2.仕事で使う書類を無くしてしまった。元のデータやコピーも見つからずまさに万事休すだ。

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どちらの例文でも、追いつめられ、どうすることもできない様子を表現していますね。こういった危機的状況であることを一言で言い表せる故事成語として「絶体絶命」「八方塞がり」等と並んで日常での会話や新聞、小説等の文章でもよく使用される言葉です。

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追いつめられているだけでなく一通り対処してもはや手の施しようのない状況であるということがポイントだな。

続いて、「万事休す」の類義語について学んでいくぞ。

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「万事休す」の類義語は?

「万事休す」の類義語として先ほど例に挙げた「絶体絶命」「八方塞がり」の意味も確認しておきましょう。

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