端的に言えばお眼鏡にかなうの意味は「目上の人に気に入られる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
営業マネージャーとして勤務し、カナダでの留学を経てライターとして活動中のナガタナミキを呼んです。一緒に「お眼鏡にかなう」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/ナガタ ナミキ
外資企業の営業マネージャーとして勤務し、相手に伝わる会話表現やコーチングスキルについて学ぶ。カナダでの留学を経て、言葉の持つニュアンスや響きを大切にするライターとして現在活動中。
「お眼鏡にかなう」の意味は?
「お眼鏡にかなう」には、次のような意味があります。
目上の人に評価される。お気に入る。「監督の―・った新人選手」
出典:デジタル大辞泉(小学館)「御眼鏡に適う」
「お眼鏡にかなう」とは「目上の人に評価される」ことを表す慣用句です。「御眼鏡にかなう」「お眼鏡に適う」「眼鏡にかなう」と表記されることもあります。
自分よりも歳上であったり、役職が上である人物に気に入られること、良いと認められることが「お眼鏡にかなう」ことですが、なぜ「眼鏡」がこの慣用句に使われているのでしょうか。次項で語源について確認しましょう。
「お眼鏡にかなう」の語源は?
次に「お眼鏡にかなう」の語源についてです。
ここでの「眼鏡」とは、実は私たちが日常生活で用いるサングラスや視力を調整するための眼鏡ではありません。以下で詳しく意味を確認しましょう。
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