キャリアの上昇志向がなく安定を求める
かつては仕事をするとき、大企業に勤める、出世する、高給取りになることが、キャリアアップのモチベーションでした。それがゆとり世代になると変化。出世できなくてもいいので、安定性を求めるようになります。
そのため、なりたい職業の上位に来るのが「公務員」。安定性を望むゆとり世代ならではの選択ですね。そのほか、ネット環境に囲まれて育っていることからシステムエンジニアやプログラマーも不動の人気を誇っています。
ボランティアに対する意識が高い
安定した手堅い職業を目指す一方、お金に換えられない活動に興味を持つこともゆとり世代の特徴です。ボランティア活動や、社会貢献にかかわる仕事に対する意識を高める若者も増えました。
さとり世代は、人や社会の役にたつ、他人に感謝されることで、自分の存在意義を認識する傾向が。そのため、自分の貢献が認められていると感じられないと働くことが苦痛になることも、ゆとり世代の特徴です。
恋愛を面倒だと思う「さとり世代」
恋愛にあまり積極的ではないのもさとり世代の特徴。「草食系」と呼ばれる若者が増えたのもこのころです。デートにお金をかけるより自分の趣味に使いたいと考える人も増えました。
交際にかける費用が少なくなる
さとり世代の若者にアンケートを行ったところ、恋愛が面倒だと回答する人の比率が増加。交際費の総額も減少しました。さらに合コンの参加率も低く、恋愛に積極的ではない若者が多いことが分かりました。
ゆとり世代は競争を好みません。そのため恋愛でライバルと競争する、異性と駆け引きすることに、労力を使うことが苦手なのです。それにより「草食系」と呼ばれる男性が増えました。
草食系とは、人間の性格をあらわす言葉です。草食動物を思わせる性格や行動をする人に対して使用。恋愛に興味があるもののそれほど積極的ではない男性を「草食系男子」と表現したことがはじまりです。草食系の反対は異性に対してがつがつアプローチする肉食系。 草食系は、新しい男女関係のかたちとして歓迎される一方、日本の少子化に影響を与えるという声も聞かれます。
恋愛よりも自分の趣味を優先
恋愛に積極的ではなくお金も使わないさとり世代が優先させるのが趣味。ファッション、スマホなどの電子機器、ゲーム課金など、自分が好きなことには徹底的にお金を使う傾向があります。
さとり世代では、アニメやアイドルに熱中する「ライトヲタク」と言えるだろう若者が増加。なかには見た目はヲタク風ではないものの、過度に熱中する「ガチヲタ」と呼ばれる若い女性が増えたとも言われています。
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