この記事では「パサパサ」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「dry」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC850点で、オーストラリアに住んで10年になるライターakikoを呼んです。一緒に「パサパサ」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/akiko

日本では英文学、オーストラリアでは国際貿易とマーケティングを専攻。シドニーに住んで10年、ネイティブが実際に使う自然な英語を紹介する。

「パサパサ」の意味と使い方は?

「パサパサ」という言葉、日常的によく使われる擬態語の一つですね。英語ではどのように表現できるのでしょうか。まずは「パサパサ」の日本語の意味と使い方を見ていきましょう。

「パサパサ」の意味

辞書によると「パサパサ」には、次のような意味があります。

水分がなくなり乾いているさま。うるおいのないさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「パサパサ」

「パサパサ」の使い方・例文

「パサパサ」とは「うるおいのないさま」を表すのですね。次に「パサパサ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.ケーキのスポンジがパサパサで美味しくない。
2.冬は髪がパサパサするのが悩みだ。
3.鳥の胸肉はもも肉よりパサパサしている。

\次のページで「「パサパサ」の英語での表現は?」を解説!/

「パサパサ」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「パサパサ」の英語表現「dry」

「パサパサ」は物事の様態を表す語で、擬態語と呼ばれますが英語には擬態語はありません。ですが「水分がなくなり乾いているさま」「dry」で表現ができます。例文で実際の使い方を見ていきましょう。

1.This shampoo is good for dry and frizzy hair.
このシャンプーはパサパサでうねりのある髪の毛にいい。

2.If your bread becomes stale and dry, make French toast with it.
パンが古くなってパサパサになったらフレンチトーストにするといいよ。

3.I roasted a turkey for the first time yesterday and it turned out really dry.
昨日初めて七面鳥を焼いたが、すごくパサパサだった。

「dry」と似たような英語表現・フレーズは?

他にも「crumbly」「flaky」「not sticky」といった語でも似たような意味を表すことができます。

似た表現「crumbly」「flaky」「not sticky・non-sticky」

「crumbly」は「砕けやすい」「もろい」という意味の形容詞で、日本語の擬音語でいうと「パサパサ」「ボソボソ」「ボロボロ」といった状態を表す語です。

「sticky」は「ネバネバ、ベタベタする」という意味の形容詞で、「not sticky」「ベタベタしていない」つまり「パサパサしている」という意味になります。お米の状態を表す時などによく使われる語です。ハイフンでつなげて「non-sticky」または「nonsticky」と表記される事もあります。日本で好んで食べられているしっとりとして粘りのあるお米は「sticky」、タイ米のようにパサパサとして軽いお米の食感は「not sticky」です。

「flaky」は「はがれやすい」「フレーク状の」「粉をふいたような」という意味で、「パサパサ」「サクサク」とした状態を表現します。

\次のページで「「パサパサ」を英語で言ってみよう」を解説!/

1.After adding 2 eggs, stir the mixture until it becomes crumbly.
卵を二つ加えたら、パサパサとしてくるまで混ぜます。

2.Basmati rice is not sticky, and its texture goes really well with Indian curry dishes.
バスマティライスはパサパサしていて、その食感はインドのカレー料理にとてもよく合います。

3.My skin is flaky because of stress at work.
仕事のストレスで肌がパサパサだ。

「パサパサ」を英語で言ってみよう

この記事では「パサパサ」の意味・使い方・英訳を説明しました。日本語での表現を豊かにしてくれる擬態語ですが英語には無い表現なので英訳となると戸惑う人も多いかもしれません。ここで紹介した表現を参考にぜひ使ってみてくださいね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「パサパサ」は英語でどう表現する?英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「パサパサ」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「dry」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC850点で、オーストラリアに住んで10年になるライターakikoを呼んです。一緒に「パサパサ」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/akiko

日本では英文学、オーストラリアでは国際貿易とマーケティングを専攻。シドニーに住んで10年、ネイティブが実際に使う自然な英語を紹介する。

「パサパサ」の意味と使い方は?

「パサパサ」という言葉、日常的によく使われる擬態語の一つですね。英語ではどのように表現できるのでしょうか。まずは「パサパサ」の日本語の意味と使い方を見ていきましょう。

「パサパサ」の意味

辞書によると「パサパサ」には、次のような意味があります。

水分がなくなり乾いているさま。うるおいのないさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「パサパサ」

「パサパサ」の使い方・例文

「パサパサ」とは「うるおいのないさま」を表すのですね。次に「パサパサ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.ケーキのスポンジがパサパサで美味しくない。
2.冬は髪がパサパサするのが悩みだ。
3.鳥の胸肉はもも肉よりパサパサしている。

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