国語言葉の意味

【慣用句】「大山鳴動して鼠一匹」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターがわかりやすく解説!

「空騒ぎ」

「空騒ぎ(からさわぎ)」とは、大したことではないのに騒ぎ立てることを表現した言葉。また、騒いだわりに結果が伴わないことにも用いられます。

騒いだほどの結果につながらない、という意味はまさしく「大山鳴動して鼠一匹」と同様の意味です。これも類語表現と言えるでしょう。

「大山鳴動して鼠一匹」の対義語は?

「大山鳴動して鼠一匹」の反対の言葉とはどんな意味になるでしょうか。ここでは対義語について見ていきます。

「藪をつついて蛇を出す」

「藪(やぶ)をつついて蛇(へび)を出す」とは、“余計なことをして悪い結果を招くこと”を表す言葉。ここの「藪」とはヘビがいそうな場所を示しており、わざわざつつかなくてもよい場所をつついて状況を悪化させることを意味しています。

“何かあると思ったものの、期待外れで拍子抜けする結果だった”ことを表す「大山鳴動して鼠一匹」に対して、“何かあるとわかっていたのに、結果思った通りのことが起きる”ことを表す「藪をつついて蛇を出す」は反対の意味と言えるでしょう。

「大山鳴動して鼠一匹」の英訳は?

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最後に「大山鳴動して鼠一匹」の英語訳を確認していきましょう。

「The mountains have brought forth a mouse.」

「The mountains have brought forth a mouse.」は、「大山鳴動して鼠一匹」と同様の意味を持つ英語訳です。

直訳すると「山がネズミを動かした」となりますが、そもそもは元のラテン語を英語に訳したもので、英語でもひとつのことわざとして用いられます。

ことわざとして「大山鳴動して鼠一匹」を伝えたい際には、この表現を用いるのがおすすめです。

「Much ado about nothing」

「Much ado about nothing」“空しい大騒ぎ”を意味する英語表現です。「ado」とは“騒ぎ”を意味する単語で、「much ado」だけでも空騒ぎを意味しますが、そこに「about nothing」が加わることで“何もないのに”といったニュアンスが表現されます。

「大山鳴動して鼠一匹」を状況として表したい際には、こちらの表現を用いるのがいいでしょう。

ちなみに「Much Ado about Nothing」は、ウィリアム・シェークスピアの作品名としても有名な言葉です。

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