地学宇宙理科

3分で簡単上弦の月・下弦の月の違いと見分け方!月の形の変化や呼び方も科学館職員がわかりやすく解説

満月

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望月十五夜ともいう満月。十五夜とは旧暦の8月15日に事で、現在では9月の中旬~10月中旬になります。十五夜と言えばお月見ですね。

また地球に最も近づいた時に見える満月、新月のことをスーパームーンと言います。スーパームーンは満月・新月と楕円形な軌道を移動する月が最も地球に近づいたタイミングでしか見ることができません。

向かって左側に月 満月から新月

満月を過ぎて新月に向かう月。満月の次を既望不知夜月(いざよいづき)と言います。既望とは望月を過ぎた月という意味、不知夜月とは一晩中月が出ているため、夜を知らないという意味だそうです。

その後の月は順に立待月居待月寝待月更待月と呼ばれています。立って待っているうちの月、座って月の出を待つ月、寝るまで出ない月、夜更けに出る月と言う意味だそうです。

本題!上弦の月と下弦の月

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さて今回のテーマは「上弦の月と下弦の月」でしたね。

月齢が約7.38、21.15の月を半月、弦月と言います。そして月齢約7.38のこれから丸くなる月を上弦の月といい、月齢約21.15の新月に向かう月を下弦の月と言うのです。上弦の月は向かって右側、下弦の月は向かって左側にあるので注意してください。

日本は明治時代まで現在では旧暦と呼ばれる太陰太陽暦を使っていました。この太陰太陽暦は月の月齢と日付がよくリンクしています。1日を新月として、7日が上弦、14~15日が満月、22~23日が下弦の月となっていたのです。そのことから上旬の弦月、下旬の弦月という意味で上弦の月、下弦の月と呼ばれるようになったと言われています。

現在の暦は月の形と関係がありません。だから十五夜の満月が必ず15日に見えるわけではないのです。

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