地学宇宙理科

3分で簡単上弦の月・下弦の月の違いと見分け方!月の形の変化や呼び方も科学館職員がわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。真夜中に見る月の明かりは神秘的で美しい。一方、昼頃にうっすらと見える月にもなかなか味があるな。そこで今回のテーマは月の見え方のひとつ、「上弦の月」と「下弦の月」だ。

月は毎日同じ形に見えるわけではない。日によって見方が違うな。なぜ月の見え方は日によって異なるのか、それは月と太陽の位置の関係にある。そして月は見え方ごとに呼び方が決まっている。満月、半月、三日月はよく聞くな。では「上弦の月」、「下弦の月」がどんな月かわかるか?簡単に言うと上弦の月と下弦の月は半月のことだ。満月に向かう半月のことを上弦の月、新月に向かう半月を下弦の月という。

今回は月の見え方、そして上弦の月・下弦の月について科学館職員のたかはしふみかが解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/たかはし ふみか

子供の頃、月の満ち欠けが理解できず苦労した雑学大好きリケジョ。おかげで月を見るたびにそれが上弦の月か下弦の月かを確認する癖がついた天文について勉強中の科学館職員。

月とは

image by PIXTA / 57751657

は地球の唯一の衛星で、直径で比べると地球の1/4くらいの大きさです。

月は太陽(日輪)に対して太陰、月輪と言う呼び方もあります。太陰と言えば月の満ち欠けを基準に決めらえた太陰暦が有名ですね。太陰暦の場合、1年は354日と現在の暦(グレゴリオ暦)よりも11日ほど短くなっています。

地球からは太陽の次に明るく見える惑星です。しかし月は太陽の光を反射しているだけであり、自ら光を発しているわけではありません。さらに月はその位置によって深夜だけでなく昼間や夕方も見ることができます。

月は肉眼でもしっかりと見ることができ、人類が昔から見てきたなじみ深い天体ですね。そのため、日本で月にはウサギがいると言っているように世界各地に様々な伝説があるのです。例えば同じヨーロッパでも月の模様の見え方は大きく異なっています。北ヨーロッパでは本を読むおばあさん、南ヨーロッパでは大きなはさみのカニ、東ヨーロッパでは横向きの女性の顔に見えると言われているのです。また、ワニやトカゲなどに見えるとい地域もあります。

そして月は、アポロ計画によって人類が唯一降り立ったことのある天体です。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

アポロ計画とは1961年から1972年にアメリカ航空宇宙局、NASAが行った月への有人宇宙飛行計画のことだ。アポロ計画によって初めて人類は地球以外の天体に降り立った。

人類の記念すべき一歩が踏み出されたのは1969年7月20日のこと。月に降り立ったアームストロング船長の「これは一人の人間にとって小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」という言葉が有名だな。

月の満ち欠け

月の満ち欠け

image by Study-Z編集部

そもそも月はなぜ満ち欠けするのでしょうか

月の満ち欠け、と言ってももちろん本当に月の形が変わっているわけではありません。地球から月を見た時に太陽の光がどのように当たっているかで月の見方が変わっているのです。光が当たっている部分だけが地球から見ることができます。そして月はその見え方ごとに名前が付けられているのです。

image by Study-Z編集部

書籍やサイトによって月齢の新月を0日とする場合と1日とする場合があったり、名称に若干ずれがある場合があります。自分でも色々と確認してみてくださいね。

それでは月の名称をご紹介していきます。

向かって右側に月 新月から満月

image by PIXTA / 46218942

太陽と同じ方向に月があるときに月齢0日の新月となります。新月の時、太陽光は月によってさえぎられて届かないのです。新月は朔(さく)とも言います。ちなみに新月は英語でnew moonと言うのです。発想が日本語と一緒ですね。

月齢1日目から向かって右側に細い月が見え、徐々に丸くなっていきます。月齢1日の細い月を繊月、その後上弦の月に向かっていく月は三日月、若月、眉月、蛾眉などと呼ばれているのです。

\次のページで「満月」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: