理科生物

3分で簡単「新エネルギー」どんなエネルギーのこと?科学館職員がわかりやすく解説

バイオディーゼル

バイオディーゼル(BDF)は植物の油脂類を原料としたディーゼルエンジンの燃料のことです。ディーゼルエンジンは軽油を燃料としています。この燃料の特徴は硫黄酸化物の排出を減らせるということです。バイオディーゼルは普通の軽油よりも二酸化炭素の排出量を減らすことができます。

ガソリンに比べて燃費が良くて安いというのがディーゼルエンジンのメリット。その一方、車本体の値段はディーゼルエンジン車の方が高いという課題があります。

バイオガス

燃えやすく発電に活用されているバイオガス。メタン菌によって家畜の糞尿、生ごみ、さらに下水の汚泥までもがバイオガスの原料となっています。バイオガスの50~75%がメタンガスであり、残りのほとんどが二酸化炭素です。このガスを燃焼させ、電力にすることができます。

新エネルギーの種類・発電方法

#1 太陽光発電

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太陽の光をエネルギーに変化する太陽光発電。蓄電しやすいのが特徴で、一般家庭にも太陽光パネルを取り付けられることから災害時の発電手段としても有効です。太陽光発電は光が当たると物質の内部に電子が生いて電流が流れます。

太陽光電池の始まりは19世紀のフランス。この頃は太陽光の1%程度しかエネルギーに変換することができませんでした。その後の技術の進歩により、現在では30%程度の変換効率で太陽光を電気に変えられるものもあるのです。今後は2030年までに40%の変換効率を目指している企業もあります。

#2 太陽熱利用

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熱源として太陽光を集めて発電する太陽熱発電。基本的な構造は火力発電と一緒でお湯を沸かしてその蒸気でタービンを回すというものです。太陽熱発電の場合、集熱器という部分に集められた太陽光によって内部の水が暖められ沸騰して水蒸気となります。そしてこの蒸気がタービンを回すのです。この蒸気は冷えて水に戻り、再び蒸気となってタービンを回し発電を繰り返し行うことができます。

燃料を使わず二酸化炭素などの排出ガスが出ないのが特徴です。太陽熱春電にはいろいろな構造があります。効率よく太陽のエネルギーを電力に変更できる一方、広い土地が必要なことが課題。そのため、日本ではなじみがない発電方法です。

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