飛行機の翼で前から後ろ向の風の流れを上手く変えて上向の力を生み出していて、そこで大きく関係するのがコアンダ効果です。コアンダ効果は空気が翼に引き込まれるように流れる現象で、言葉だけ聞くと難しそうですが絵を描いて考えてみたら意外と単純です。
理系ライターR175と解説していきます。
ライター/R175
関西のとある国立大の理系出身。学生時代は物理が得意で理科の高校理科の教員免許も持っている。技術者の経験があり、教科書の内容に終わらず実際の現象と関連付けて説明するのが得意。
1.飛行機
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2.飛行機が飛ぶ原理とコアンダ効果
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3.コアンダ効果の例
水や空気といった流体は本来真っ直ぐ流れるものですが、
伝い水
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理科の実験でビーカーに薬液を入れる時ガラス棒に沿わせるようアドバイスされると思います。
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