国語言葉の意味

【慣用句】「襟を正す」の意味や使い方は?例文や類語を本の虫ライターがわかりやすく解説!

「襟を正す」の使い方・例文

「襟を正す」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.校長先生に会うため、部屋に入る前に襟を正した。

2.先輩に注意されたことで、襟を正すいい機会になりました。

3.世間の意見を真摯に受け止めているならば、彼らは襟を正すべきだろう。

「襟を正す」は、身なりを整えることを表す以外にも、物事に対して真面目に対処する時によく使われています。たとえば、素晴らしい功績を残した人物の話を聞く機会があったとしましょう。そのような時は、普段よりも気持ちが引き締まるはずです。相手に対して敬意を払うためにも、自然と「襟を正す」のではないでしょうか。

また、これまでの行いや発言を改めて欲しい時など、非難として「襟を正すべきだ」と使われることがあります。「姿勢」や「取り組み方」を「襟」で表現するのは、慣用句ならではといえますね。「襟を正す」は、自身の気持ちを引き締めたい時、もしくは相手に姿勢を改めて欲しい時などに使うとよいでしょう。

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本心を隠しているつもりでも、案外、態度や言動で本音が表れやすいものだ。気持ちを引き締めて臨みたい時こそ、襟を正してみてくれ。猫背から背筋をまっすぐにするだけでも、気合いの入り方が変わってくるはずだ。気持ちが緩んでいる時こそ、「襟を正す」を使ってみるといいだろう。

「襟を正す」の類義語は?違いは?

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では、「襟を正す」の類義語や違いをみていきましょう。

「威儀を正す」

「正す」を使った慣用句は、「襟を正す」以外にもあります。「威儀(いぎ)を正す」の意味は、身なりや形を整えて、作法に合った立ち振る舞いをすること。「威儀」とは、動作や容姿が礼式にかなっていることという意味になります。「威儀を正す」は、「威儀を繕う」と表現しても問題ありません。

「威儀を正す」は、礼式に合わせた態度をとることから、かしこまった場所に赴く時に使われます。たとえば、授賞式や式典など、緊張しながら身を引き締めて臨むイベントがありますよね。そのような時に「威儀を正して臨む」と表現することができます。

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